日録
今日は雨のため、さすがに折りたたみ自転車を車に積んで「神社めぐり」というわけにもいきません。
私用を片付けるため、福岡市内に出ました。
用事をすませて呉服町のやよい軒で、いつものように「しまほっけ定食」をいただきます。漬物をごはんにのせ、やっこ豆腐としまほっけに醤油をかけたあとで、画像を撮影していないことに気づき、あわてて撮影しました。
呉服町のやよい軒に来るときは、期間限定メニューかしまほっけ定食のいずれかをいつも注文しています。たぶん、しまほっけを注文する回数では上位の客でしょう。
チェーン店でマニュアル化されているのでしょうが、運ばれてきて白っぽいときと黄色いときがあります。黄色いときは皮や骨のはなれがよく、白いときは肉汁が多いかわりに身が柔らかすぎます。想像ですが、調理にはいるひとがオーブンから引っ張り出す時間の差でしょう。
いっけんどうでもいいことにみえますが、しまほっけも白身魚なので、皮と身のあいだや、骨と身のあいだがいちばん味わいのある肉がついています。ここがうまく身ばなれしてくれるかどうかで、満足感が違うのですよ……。
やよい軒で昼食をいただいたあと、足を伸ばして市営地下鉄で福岡市の箱崎地区に出て、5つほど神社やお堂をまわり、JR箱崎駅からJRにて帰宅しました。
今日の運動
用件と昼食を済ませたあと、少し足を伸ばして箱崎地区で神社めぐりをしました。約1.5km、45分程度の旅でした。
福岡市営地下鉄 箱崎九大前駅で下車し、ここから最初の網屋天満宮に向かいます。
はじめて訪問したのですが、なんと9つの神社やお堂と公民館が同じ敷地に集められています。最初からあったものも当然あるでしょうが、いくつかはあとからここにまとめられたもののようです。
この神社や公民館がある土地は、江戸時代、唐津街道箱崎宿の御茶屋(大名など上流階級用の宿舎)があった場所とのこと。
境内にある「鯨塚(鯨之標)」は、平成になりほかのところにあったものが移築されたそうです。供養のため背骨を埋めて供養塔を建てたものが、いつしか放置され、九州大学の関係者が「発見」し、地元漁協の手によりここに再度祀られることになった旨、記載があります。
なるほど、身も皮もひげもぜんぶひっぱがしてカネにしてしまいますから、供養に残った背骨(の一部)を埋めたんですね……。
徒歩2分もかからず、「車僧観音堂」に到着です。どうやらむかし壊れた牛車であちこち出歩く坊さんがいたらしく、あだ名が「車僧」だったとのこと。現在博多駅近くにある承天寺におしかけて僧となり、京都や奈良のお寺の開山(創建者)となったとのこと。
高麗犬地蔵堂とgoogleマップにあり「こうらいいぬ?朝鮮?なんで?」とおもっていたのですが、どうやら「こまいぬ(狛犬)」のことだそうです。現地の案内板によれば「霊験あらたかで助けられた者は数知れず」とのことで、さっそくロトとナンバーズを買って「一等あててください」とお願いしました。
400円が、どーんと数百万に化けませんかね……。
途中、福岡県立図書館に立ち寄りました。
前の仕事場を追放されてすぐのころ、なにから手を付けてよいかわからず、この図書館で開講していた「起業セミナー」を受講したことがあります。この場に来るのはあのとき以来です。すでに起業セミナーは行われていないようですが、法人設立やその後どういうことが起きるのか、ひととおり説明を受けてよい手助けになったことは、いまも感謝しています。
その後、恵比須神社を訪問し、最後にむかし弁財天だったお宮を訪問しました。
頭上を、ピーチの航空機がかすめていきます。方向からして、これから着陸でしょうか?
JR箱崎駅に着きました。