運行再開。まずはめでたい。
銚子電鉄、2日運行再開 修理完了「支援が原動力」 - 産経ニュース
電車の故障で1本のみで運行していた千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電鉄」は1日までに修理が完了した。2日から故障前のダイヤ運行に戻す。鉄道関連の他社の協力に加え、オンラインショップの売り上げ増加が支えとなった。竹本勝紀社長は「支援してくれた皆さまに感謝している。原動力は電気だけじゃないと改めて感じた」と喜んだ。
銚子電鉄によると、3本あった電車のうち1本は3月下旬まで検査中で、2本で運行していたところ1本が故障。1月24日から2往復分減便していた。部品の老朽化が原因で、購入元の「伊予鉄道」(愛媛)や整備担当だった「京王重機整備」(東京)から代替部品の提供や技術協力を受けた。
車両故障「相当の時間かかる見込み」→1週間で完了 銚子電鉄、早期復旧の裏に「故郷」2社の協力: J-CAST ニュース【全文表示】
当初、車両の復旧には相当の時間がかかる見込みだったが、他社の支援を受け約1週間で復旧がかなった。支援に応じたのは車両の古巣である伊予鉄道と、さらにその前の「生まれ故郷」にあたる京王電鉄の車両の保守・改造を担う京王重機整備だった。
(略)
銚子電鉄の現役車両は愛媛県松山市を本拠とする伊予鉄道から譲渡されたもので、さらにもとをたどると首都圏の京王電鉄に在籍していた。現2000形は京王電鉄で2010系電車として就役し、伊予鉄道で800系として活躍した後、銚子電鉄に譲渡された。この縁から、伊予鉄道と京王重機の支援で早期復旧が実現した。
(略)
「相当の時間がかかる」と見込まれていた2002編成の修理が、支援があったとはいえ1週間で完了したのはなぜか。銚子電鉄にも復旧経緯を取材すると、「交換用の部品が使えるかどうかわからない状態だったので、もし使用不能であれば復旧に長期間かかると見込んでいました。しかし伊予鉄道と京王重機の支援で使える部品が確保でき、安全な復旧が可能になりました」と答えている。
2/2(水)から、1/24より運休していた列車の運転を再開いたします。また、定期乗車券、回数乗車券の有効期間延長いたします。 銚子電気鉄道株式会社
どうやら車両も修理でき、運休していた列車も復活するようです。まずはめでたいかぎりですが、産経さんとJ-CASTさんでだいぶ記事の切り口がかわります。J-CASTさんのほうは、あきらかにオオカミ少年をみる目線です。まぁ、いままで騒いできましたらね……(笑)
マーマレードをつくる。
土日出勤の振り替えで本日半休をいただきました。
仕事場のかたから、俗に「柚子の炊いたの」と呼ばれる物体をいただきました。
昔ながらの柚子煮 by sora-sora 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが364万品
九州の特産として「ざぼん漬」があります。ザボン(文旦)のアルベド(表皮と実のあいだの白いところ)を茹でて苦みと灰汁をとり砂糖漬けしたものです。
おそらくこれを原型として、各地で身近に手に入る柑橘類をつかったお菓子がつくられるようになりました。
甘木から県境をこえて日田に行くと、柚子の皮を砂糖で煮つけたものをつくる家におめにかかります。
各家庭や地域で微妙に違うらしいのですが、むかし習ったのは以下のとおりです。
(1)柚子を洗って皮の黄色い部分を、包丁の背中で削る。おおよそでよい。
(2)皮をむいて洗い、茹でこぼして苦みを抜く。
(3)しっかり皮から水を絞り、柚子の実から絞った果汁を加え、砂糖をぶち込んで煮つめる。
というものでした。
読めば見当がつくとおもいますが、これ、ほぼマーマレードです。
仕事場のかたからいただいたものは、素材はよいのですが、砂糖が足りず、表皮をけずっていないため、苦みがたっぷり残っています。
まず、フライパンにぶちまけて、ウィスキーを振りかけて加熱し、苦みを飛ばします。
しゃもじでかき混ぜて皮をつぶしていきながら、黒砂糖を混ぜてさらに煮つめ、マーマレードにします。
超熟 | Pasco | 超熟のPasco | 敷島製パン株式会社
駅前のスーパーで、パスコさんの超熟を買ってきました。マーマレードをのせていただきます。美味いです。
パスコ(敷島パン)を九州島内でみることはなかったのですが、2,3年ほどまえから本格的に進出してきたようです。
創業にはミツカンも出資したが、盛田家の同族企業である。ソニー創業者の盛田昭夫や造り酒屋の盛田株式会社で有名な盛田家の分家筋の盛田善平が創業家にあたる。現在の代表取締役社長である盛田淳夫は、創業者・盛田善平の曾孫
ほう、ソニーとつながりがある企業なんですね……。
「精選版日本国語大辞典」では「敷島」とは崇神天皇由来の「日本」の呼称のひとつとのこと。
日本を「やまと」と呼べば、神武天皇から玉垂命に至る九州王朝に起源があり、「大三島」と呼べば大山祇(三島大明神・月読命)を起源とし、「敷島」と呼べば崇神天皇(現王朝の祖)を起源とするわけで、なかなか難しくも面白くもあります。
エリシュカさんの「悲愴」
今日はラドミル・エリシュカさん指揮札響によるチャイコフスキーの「悲愴」を聴いてすごします。「吠える演奏」ではないため、物足りなく感じるかたもあるかもしれませんが、じつに淡々と適度な哀しみをもって曲が進行していきます。しかし、背後には燃えるものがあり、静かに終わるときのコントラバスは、えぐるようにグロテスクです。