松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

1月15日の日録

日録

ここ最近、まじめに働いていたのでろくにブログチェックもしていませんでした。

それにこう寒いと、眠いのです。帰ったら眠くなります。

ところが、朝というよりまだ夜中なのですが、今日は3時すぎに目覚めました。

どういう理由かわかりませんが、ふとビートたけしの忠臣蔵をおもいだし、youtubeを検索すると、ありました。

忠臣蔵を視聴後、神社めぐりの準備をしました。

今日は久しぶりに電車で輪行することにします。

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神社めぐりから戻って、甘木駅に帰着して、リンガーハットでかなり遅めの昼食をいただきました。

「コーンバターみそちゃんぽん」ということでしたが、麺からかん水の匂いを感じます。そんなところまで味噌ラーメンを再現しなくてもとおもうのですが、それだけ(リンガーハットさん的には)本格志向ということなのでしょう。

今日の運動

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今日は、久しぶりに輪行することにしていました。

前日のうちに筑後市西牟田地区・久留米市三瀦町西牟田地区を中心に、12か所をリストアップしてgoogleマップに登録しておきました。

あまりに久しぶりなので、輪行袋の使い方をよくおぼえていません。玄関先で実際に輪行袋に詰めてみました。

あらためて組み立てなおし、甘木駅まで自転車でむかいます。駅の入口でふたたび輪行袋に詰め、座席の横にひもで結んでおきました。甘木から大牟田にむかう電車は、ワンマン運行で真ん中の扉がひらきません。扉がひらかないとわかっているため、心おきなく、こういう真似ができます。

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ワンマン電車はすべて各駅停車の2両編成です。

急行や特急は5~7両編成ですが、各駅停車は急行や特急の停車駅で乗り換えて自宅近くの小駅に向かうひとのためにあるようなものなので、接続駅でほぼ乗客全員が入れ替わります。

ずっと乗っている客が珍しいのか、運転士がこちらを眺めています。

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三瀦駅に到着しました。各駅停車で80分かけて到着です。10分かからず組み立て完了しました。

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約16km走りました。GPSのログを地図に落としてみましたが、今回は過去に訪問したことがない場所がほとんどだったこともあり、あとでログをみかえしても、あちこちで道に迷っているのがわかります。

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1社目は、久留米市三潴町田川の高良宮でした。ここは以前にも訪問したことがあるので、簡単にたどり着きました。

西鉄天神大牟田線を越えたさきから、今回はじめて走る道です。

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いちばん難儀したのは、十連寺古墳の上にある宮地岳神社でした。googleマップが示したとおりに行くと、まったく関係なさげな砂利道に連れ込まれます。あらためて地理院地図とゼンリンの「いつもNAVI」で現在地を調べなおし、どうやらここが神社の裏手であるとはわかったのですが、どうやってこの砂利道を抜けるか、一度戻るか思案します。これってもしかすると私有地ではないか?と疑問を感じつつ自転車を押して登ると、なんと病院の駐車場にありました。

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神社が建っている古墳は、だいぶ周囲を削られています。頂上の宮地岳神社と被葬者に直接の関係はなさそうです。

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十連寺古墳の近くに、十連寺公園があります。

久留米市:十連寺公園

十連寺公園は、三潴町の東部に位置し、11の溜池と松に囲まれた公園です。公園内の展望台からは、日本一の黒松の植栽規模を誇る「みづまの松」の景観を楽しむことができます。

遠目には展望台というより作りかけの鉄道やモノレールの高架にみえます。高いところは怖いので登ろうともおもいませんでしたが、平地から池を眺めるだけでもなかなか景色のよい場所でした。

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造園業や園芸がさかんな土地柄なのでしょう。根巻きした樹木が並んでいます。

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12か所の予定でしたが、現地で地理院地図とgoogleマップを見比べて発見した神社ふくめて15社まわることが出来ました。

三瀦駅のひとつ隣の犬塚駅に帰着し、13時35分の甘木行を待ちます。

さすがにこの日、袋に詰めるのが3回目ともなるとだいぶ輪行袋の使い方に慣れてきました。

帰りになってやっと慣れるというのもヘンではあるのですが。 

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帰宅して、チェーンに注油しておきました。

そのあと「神社めぐり」を書きながら、一つ鳥居マーク(オレンジの○)を見落としていたことに気づきました。次に神社めぐりの経路を組むさい、忘れないようにしないといけません。

今回のぶんは、予定だと5月29日から6月9日の掲載分となります。1日1社を守ると、半年後になっちゃうんですよね……。どうしたものか……。

 ビートたけしの「忠臣蔵」

1990 忠臣蔵 ビートたけし 当時CMアレンジ - YouTube

時代劇特別企画 忠臣蔵 - Kusupedia

忠臣蔵 (1990年のテレビドラマ) - Wikipedia

この作品での内蔵助は、小心者で臆病な性格で、仇討ちの意志はなかったのだが、周囲から討ち入りのリーダーに祭り上げられ、討ち入りせざるを得ない状況に追い込まれるという、従来の忠臣蔵とは違う姿で描かれている。また、他の討ち入りに参加した46人も、純粋に浅野内匠頭の仇討をしたいと考える者だけでなく、仇討に成功したさいには良い条件で他藩に仕官出来ると打算的に考え討ち入りに参加した者もいて、討ち入りが成功し、明るい未来が訪れると喜ぶ堀部安兵衛に対し、悲観的な将来を見通し、そんなに上手く行くのかと疑問を投げかける内蔵助の台詞がある等、こちらも従来の忠臣蔵とは違う描かれ方をしている。

放映当時、これを祖母と一緒に視聴したのをおぼえています。

ふたりとも「タケちゃんマン」みたいなコントかとおもってみはじめ、途中からとんでもない作品だと口々に言いあったことをおもいだします。なかなか再放送もなく忘れられた存在だったので、検索してまさかyoutubeにあるとはおもわず、驚きました。

みっともないなさけない大石内蔵助が、残った同士を見渡して「なあんだ、カネのないものばっかじゃないか」とぼやく場面は、30年以上経ってもまたおぼえていました。討ち入りを武士道だの忠義だの関係ない、食い詰めたすえのやけくそテロとして描く手法は、じっさいのところはこうだったんだろうなぁ、と妙に納得したものです。

まさかまた見ることができるとは……。youtubeってほんとうに素晴らしいですね。