大きい地図・ルート検索 ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )
さきに訪問した浮羽町田篭地区の諏訪神社駐車場に、観光案内板があります。見ると「山の神」だらけです。諏訪神社はこの地を治めた長谷部氏が持ち込んだ祭祀であると思われ、どうやら「山の神」が、もともとの祭祀のようなのです。
googleマップと見比べて、おそらくもっとも近いであろう「山の神」をためしに訪問してみることにしました。道幅がわかりませんので、車は停めっぱなしにしておきます。
舗装路を登って行くと、なかなかの渓流爆(滝)が見えます。むかしはここで山伏が修行したりしていたのでしょうか。さらに登って行くと、田畑が見えてくるのですが、あまりに石積みがきれいすぎます。おそらく民家だったのでしょう。
なんと家が見えてきました。どうやら山口集落に到着したようです。つまり、行き過ぎたということ。いったいどこにあったのか……?
案内板の示したあたりに、細い山道があります。もしかすると、これでしょうか?
少し分け入ってみると、獣道かなにかのようです。人間だと滑落してしまいます。
取り壊されたりしたのだろうか?と思いはじめてふと支道をみると、その先に木製の橋がかかっています。橋に近づいてみると……。
石祠がありました。どうやらこれが山の神の石祠のようです。
周囲を見渡すと、山口集落から別の道があったようです。おそらく今はだれも使っていないと思われます。
田篭の諏訪神社に戻る途中、左手に石積みやセメント舗装の残骸があるのに気づきます。何度も道を付け替えて、現在の舗装路が開通したようなのです。
そして、そもそも壁だと思っていたのが切通しだということに気づきました。この車道が出来る前は、川を歩いて渡って集落に向かっていたのでしょうか。
福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2021.06.19訪問)