いちど朝5時に起きてトイレに行き、ベランダの鉢植えが凍っていないか様子を確認したあと、二度寝しました。
8時に再び起き、紅茶をいれてニュースやブログを眺めます。
丸天そばを朝食にいただきます。前日、高良山の帰りに駅前のスーパーで、丸天と茹でそばが半額になっていました。元旦早々80円の朝食です。
丸天は、魚のすり身に調味料を加え、刻んだごぼうを混ぜて丸く成形し、菜種油で揚げたものです。
九州の外では「丸天:まるてん」がつうじません。「天ぷら」と言い直してもつうじず、「これはさつま揚げではないか?」と相手に言われて驚いたことがありました。
公式には、揚げかまぼこと呼ぶそうです。
すめ(スープ)で軽く煮てから、そばのうえにのせていただきます。丸天は、一般的なかまぼこより、砂糖や甘味料をつかって甘めに味付けされているのが特徴です。
朝、氷点下だったのですが10時ごろになると気温もあがりはじめ、昨日、高良山下山中に方向が分からなくなった道が気になりはじめます。
けっきょく、今日も電車とバスで高良山に向かうことにしました。
電車は正月ダイヤで、先発が発車したすぐ後でした。12時22分の出発まで、車内で読書をして過ごします。西鉄久留米駅でバスに乗り換え、追分バス停に到着したのが13時20分ごろでした。
今回はGPSのログで、約9kmほど歩きました。
江戸時代は北側が正式な参道だったという話もあり、現在も「高良玉垂宮」の鳥居が建っています。すでに昼過ぎだったため、高良山に向かって撮影すると逆光でうまく撮れません。失礼とおもいつつ、鳥居を裏側から撮影してみました。
まずは王子宮(高良御子神社)にお参りします。玉垂宮神秘書では、神功皇后と玉垂命には3人の実子があり、神功皇后の6人の連れ子とあわせて九躰皇子とされています。
王子池の脇で、黒いジャンパー姿の高齢の方に「今から登るの?」と声を掛けられました。
どうやら災害復旧工事がはじまったようです。てっぺんまできれいになるといいなぁ、と考えていたら、途中からは元のままでした。一度にぜんぶは実施しないのかもしれません。
つつじ公園の駐車場に登りつき、風に吹かれながら休憩します。雲一つない天候のおかげで、英彦山をはるかにのぞむことが出来ました。
休憩後、奥の院(奥宮)に向かいます。どっかの雑誌かインターネットで「パワースポット」として紹介されたらしく、神社信仰とは無縁そうな若い女性陣が熱心にお祈りされていました。5人ほどおられたのですが、鳥居の柱や、手水舎に隠れ、誰もいないかのように写っています。こういうこともあるのですね……。
高良大社は昨日とはうってかわって、参拝者の行列ができていました。回廊前の特設お賽銭箱の前は、4列になるようポールが立っています。あきらかに列に並ぶ時間が短縮できています。これもコロナ対策でしょうか?
下山は、昨日もとおった神籠石コースを利用します。途中、車道(県道)の様子を眺めてみると、登り下りとも渋滞です。ふだん麓から10分もあれば車で登れる道を、臨時バスは下手すると2時間かけて走っていました。3が日は、すごいですからね……。
大学稲荷のあたりまで、登りの渋滞はつづいているようです。すごいなぁ、とおもっていたら、登りの参拝者がやってこられました。すれ違うとき「おめでとうございます」と声を掛けたら「(渋滞するのはわかってるんだから)歩けばいいのにねえ」と話しかけられました。
大学稲荷神社をお参りします。昨日は簡単に済ませましたが、今日は境内のお宮さんを一周することにしました。ここは大きいお宮さんが3社と、複数の石祠があります。
特徴は、社殿の裏手にまわると狐穴があることです。つまり、ここのお稲荷さんは、神使の狐さんたちが神様なのです。
俗に「小学稲荷」と呼んでいますが、石段を下りたところにあるお稲荷さんも、裏に立派な狐穴があります。表と裏、両方に手をあわせます。
最後に、大学稲荷神社で一番大きいお宮さん(本体?)にお参りします。正月期間中は、高良大社のバイト巫女さんが、ここの授与所にも座っておられます。
境内の竹害がひどいようで、掘り起こした竹がチップ(竹粉)にされて山積みになっていました。たい肥にしたりするらしいのですが、神社は農業しませんしねぇ……。
初詣は、高良大社初詣臨時バスを御利用ください。令和4年1月1日・2日・3日の運行時刻表を掲載しております。 - 筑後国一の宮 高良大社:公式ウエブ
大学稲荷神社を出て県道に戻る途中、見上げると西鉄の臨時バスが渋滞にはまっていました。
運転手さんも大変だなぁ……とおもいつつ、昨日もとおった「即心の墓」を横切り、神籠石コースにもどって、二の鳥居に向かいます。
すると、サイレンが聞こえてきました。消防車です。山火事?
サイレンがだんだん近づいてきたのでiPhoneを向けると、登りの車列を反対車線側から追い抜いて、消防車が走り去って行きました。しかも1台ではありません。パトカーのサイレン音もします。
昨日、よくわからず通り過ぎた道を下りてみました。2分ほどで、分岐に出ました。GPSで確認すると、右側が正解のようです。左をのぞき込むと、途中から道がありません。
ふとおもいたち、前日のGPSログと見比べてみました。おそらく、むかしは緑線のように、山をぐるりとまわるように道が整備されていたのでしょう。それが大雨かなにかで山体が崩落し行き止まりとなったので、あらたに付け替えられたのが、今日通った道のようです。
谷が2か所あり、南谷水門はその一つです。谷筋は低く敵が侵入しやすいので、谷を遮断するために切石を積み上げて強固に造られています。
かなり崩れていますが、最近の現地踏査から、推定規模は長さ約13m、高さ約4.5m、基底部幅約9.5mであることが判明しています。内部には、角礫が詰められており、石築の石塁であったと推定されます。
どうやらこれが南谷水門の残骸のようです。
二の鳥居の前を、また消防車が走っていきました。
それに、もう16時だというのに、参拝者が路駐して、いまから山に登ろうとしています。帰り真っ暗やろ……。
高良山門前の旧参道を登ってゆくと「御手洗池」と呼ばれる放生池がある。安永年間(1772~1781)には久留米藩により放生池が営まれていたという記録が残っており、この池に架けられた橋が御手洗橋である。
御手洗池(御神池)にたどり着きました。
今日は、ちゃんと甘木駅前のスーパーで麩を買って持参しました。
気がつくと30分、麩を2袋、ポンポン投げ込んでいました。鯉にも性格があるのか、口元めがけて投げ込んでやってもうまく吸い込めない者もいれば、体当たりして横取りする者もいます。ケンカしている2匹にぶつかったスキに、パクっと麩をかっさらう者も。みていて飽きません。
警察さんが複数の場所で通行止めをされていました。
01/01 15:44発生した久留米市御井町付近の車両火災は、01/01 16:15に消火しました。
01/01 15:44 久留米市御井町 目標は、高良大社 建造物 南西側付近で車両火災が発生。
ここでやっと消防本部のホームページを検索して、どうやら車両火災だということを知ります。
高良山でまさかの炎上😰
— なかむー (@nakamu861024) 2022年1月1日
♯高良山
♯炎上
♯久留米 pic.twitter.com/qpplIIrFYB
正月早々、こんなことってあるんですね……。
モスバーガー西鉄久留米駅前店 | 店舗案内 | モスバーガー公式サイト
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西鉄久留米駅まで戻って、電車を待つ間、今年のモス食い初めをしました。
はい。元旦早々、これが夕飯です。人生、そんなもんです。