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鳥居脇に掲示板があり、そこに御祭神が記されていました。
（１）宇賀御魂大神（豊受大神）
（２）佐田彦大神（猿田彦大神）
（３）大宮能売大神（天宇受売命）の３柱の御神名があります。
ただ、これまでの神社めぐりで知りえた範囲でいえば（１）と（３）は異名同神ですので、ここは猿田彦（山幸彦、五十猛命、白日別）と天細女（あめのうずめ）が祀られているとみてよいでしょう。
（２）については微妙で「佐田大神」であれば大山咋（おおやまくい）を指し別人ですが、佐田彦は猿田彦の言い換えではないかと考えています。この場合は、猿田彦と同神とみてよいようです。
この夫婦の子が、玉垂命に神器を継受した鵜葺草葺不合命（うがやふきあえず）であることは、いまさら書くまでもないことです。
なかなか立派な油絵が奉納されていました。地元のみなさんに愛されていることがよくわかります。
（2021.06.13訪問）
