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福岡県神社誌にしては長い解説があり、弘仁13年(822年)の創建とあります。
解説は再建(改築)の記録や、奉納にかかるものが多く、とくに過去の祭祀等には触れていないことから、いわゆる「48大行事社」のひとつとして、英彦山領内の村々に設置されたひとつと考えてよいでしょう。
ここから県道67号線を川崎方面に向かうと、嘉麻市熊ケ畑地区にも高木神社があり、国道211号を小石原に向かう途中の桑野地区神有集落にも高木神社、さらに東峰村小石原の皿山にも高木神社と、英彦山領内の街道に沿って村々に「出先」として設置されていたことがわかります。
拝殿に彫られた二引き鷹の羽紋が、ここが英彦山の出先であったことをいまもなお残しているのです。
福岡県神社誌:上巻360頁
[社名(御祭神)]高木神社(高皇産霊神)
[社格]村社
[住所]嘉穂郡宮野村大字桑野字普門寺
[境内社(御祭神)]瀑布神社
[摂社(御祭神)]記載なし。
[末社(御祭神)]記載なし。
(2021.05.04訪問)