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「神社めぐり」シリーズを開始してからは、初訪問です。藤棚の下に車を停め、境内を歩きます。藤の花のよい香りが漂い、境内がよく掃き清められていることもあいまって、どこか格の高さを感じさせます。
たしか、この地区の住民が毎日交代で神饌をお供えしに来る伝統がつづいています。
福岡県神社誌には７６戸と記載されていますが、現在なら、せいぜい５０戸あるかないかでしょうから、かなりの頻度で巡ってきます。地域に信仰が根付いていなければ、とうてい続くものではありません。すでに７００社以上のお宮を訪問させていただきましたが、都市部でも田舎でも屋根が抜け落ち荒れ放題、社殿を竹が貫通しているところもありましたから、大事にされているところは貴重です。
猿田彦の石碑がずらりと並んでいます。
太平洋戦争の忠霊塔もあります。
そしてなんといっても、絵馬がずらりと奉納されている拝殿に圧倒されます。
現地で福岡県神社誌を確認して気づいたのですが末社に「瀑布神社」があるとのこと。
瀑布というからには「滝」なのですが、大力に滝？すこし図書館がよいしてみる必要がありそうです。
福岡県神社誌：上巻３６４頁
[社名（御祭神）]天満神社（菅原神、中将、吉祥女）
[社格]村社
[住所]嘉穂郡千手村大字大力字マエ
[境内社（御祭神）]記載なし。
[摂社（御祭神）]記載なし。
[末社（御祭神）]瀑布神社（瀬織津姫命、大日霊貴命、大山祗命、大己貴、菅原神、保食神）
（2021.05.03訪問）
