美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

9月11日の日録

最後に折りたたみ自転車を使ったのが、7月24日でした。

1か月半のあいだ、放置していました。さすがにこれではいけません。

雨がぱらついていましたが、近場で軽いウォーミングアップをすることにしました。

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ほとんど高低差のない、往復5.5kmの道のりです。

家を出る前に、折りたたみ自転車のタイヤに空気を入れます。半分以上抜けていました。しっかりと空気をいれて、チェーンに油を差してから、車に積み込みました。

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今回は、嘉麻市上臼井地区にある赤松尾ため池の駐車場に車を停めさせてもらいました。ここで折りたたみ自転車を組み立て、再度、各所を目視点検してから、こぎはじめました。

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最初に「皿屋敷跡」を訪問しました。

皿屋敷 - Wikipedia

皿屋敷(さらやしき)は、お菊の亡霊が井戸で夜な夜な「いちまーい、にまーい... 」と皿を数える情景が周知となっている怪談話の総称。
播州姫路が舞台の『播州皿屋敷』(ばんしゅう-)、江戸番町が舞台の『番町皿屋敷』(ばんちょう-、ばんまち-)が広く知られる。

むかし初めてここを訪問したとき、地元のかたから「全国にあるがこれがオリジナル」と堂々と宣言されて鼻白む思いをしてしまい、あれきりになっていました。

この石竹の地にあった豪農清左衛門に来客があり、盛大な供応をしました。終わってみて家宝の皿を数えると、一枚足りません。下女のお菊に所在を尋ねると、妾さんに渡したと言うばかり。お菊が嫌いな妾は意地悪して知らぬと言い張り、言い争いになったところで豪農はお菊が紛失したと断じて叱り上げ、お菊はショックでその日の夜、井戸に身を投げて死んでしまいます。

そして、お約束の「一枚、二枚……」。

九枚まで数えて泣き叫ぶ声が井戸から毎日聞こえ、近隣まで異変が伝わります。

お菊には恋仲の男三平が居て、屋敷の異変を知り、男はお菊の母親とお遍路の旅に出ます。お遍路の帰り道、お菊の母親がたおれ、その地にとどまっているうちに、やがて男は他の女と暮らすようになりました。

その地に名僧が居ると知り、二人はお菊の母親を弔ってもらおうと出かけます。

帰り道雷雨となり、男が振り返ると女の代わりに、着物にくるまれた皿が1枚あったのでした。

たしか現地の伝承はこんな話だったはずです。

皿屋敷 - Wikipedia

細川の若殿を毒殺しようと談義中に、委細をお菊に聞かれてしまい、お菊を抹殺にかかる。お菊が管理する唐絵の皿の一枚を隠し、その紛失の咎で攻め立てて切り捨てて井戸に投じた。とたんに、井筒の元からお菊の死霊が現れ、鉄山を悩ます。現場に駆けつけたお菊の夫、舟瀬三平に亡霊は入れ知恵をし、皿を取り戻す。

皿屋敷(お菊)伝承については諸説あってよくわからないのですが、播州皿屋敷は比較的、この地の伝承に立てつけが似ています。

wikipediaを読んでもらうとわかりますが、やはり有名な話は、話を面白くしようと脚色した部分が見え隠れしており、この上臼井地区の皿屋敷伝承ほどわかりやすくはありません。そう考えると、意外とこれがオリジナルなのかな……と言う気もしなくもないのです。

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皿屋敷跡のつぎは、飯田地区の五穀神社を初訪問しました。

とりあえず、折りたたみ自転車のタイヤもギアも調子よく、もう少し涼しくなったら安心してまた、出かけられそうです。それが確認できてなによりでした。