5月29日から6月4日にかけて、梅酒を仕込みました。
PET容器で梅の実と一緒に仕込んだものは、だんだん梅酒らしくなってきましたが、ウォッカ(スピリタス)の瓶に取り分けておいたものは、うっすらと梅の香りがするはちみつ入りアルコールといった感じで、まったく動きがありません。実や種子から滲出する成分が、味わいや香りに影響するということがよくわかります。
さすがにこれ以上放置しておいてもしかたがないので、ウォッカの瓶のほうもペット容器のものと混和して保管することにしました。
以前から「半年か1年で梅の実を引き上げて熟成過程に入る」とする作り方がホームページや雑誌で紹介されますが、この結果をみると、梅の実は引き上げないほうがよいのではないか?という気がします。個人的にはこれまでも梅の実は入れっぱなしでしたが、おそらくこれからも、梅の実は入れっぱなしにすると思います。