いつものように方位術を確認すると4月24日の朝9時台、南西方面に天盤が甲で地盤が癸、いわゆる「樹根露水」が巡ってきていました。
勤勉で努力するような性格になり、勉学をはじめ仕事でも家事でもしっかりとした基礎基本が出来上がるようになります。この基礎力に支えられ、末広がりに運が開けるようになるでしょう。その前途は苦労も多いですが、少しずつ確実に発展していきます。また、活動的になるので賢く社交的になり、社会的な地位も上がります。
宝くじや相場、ギャンブルでの大勝ちは望めませんが、人間としての基礎運をあげるのによいらしいので、お出かけを組むことにしました。
数分ほど思案して、久しぶりに高良山に登ることにしました。3か月ぶりです。
今回は、自転車と徒歩あわせて18kmほどの行程でした。


西鉄甘木駅まで折りたたみ自転車で向かい、タクシー待機場で自転車を輪行袋に詰めて、電車に乗りました。古賀茶屋駅で下車し、神代橋を渡って王子池キャンプ場に自転車を停めて、そこから歩きで高良山と高良大社を目指します。
2018年に掛けかわった神代橋と、立派になった県道53号の先に、高良大社(高良会館)が見えてきました。自転車を漕いでいる地点から、おおよそ直線で4kmほど先です。
途中、旧三井郡山川村にある神社を3社訪問しました。なかでも特筆すべきは、久留米市山川野口町の野口天満神社で、詳しくは「神社めぐり」で取り上げますが、中身はこれ、玉垂宮です。どうしてこれだけの玉垂宮が、天満宮なんかに化けたのでしょうか?


高低差が約50mほどあり、折りたたみ自転車でせっせと登ります。王子池の近くまでたどり着いたころには、首に巻いているタオルがべっちゃりと汗で濡れてしまいました。王子池を過ぎたあたりの柵に、折りたたみ自転車をワイヤーでロックして、いったん東屋で休憩することにしました。


東屋から王子池を眺めつつ、カロリーメイトとコーヒーをいただきます。
汗がひくのを待って、王子宮コースから高良山を目指します。


途中、気になる建物が見えたので登ってみると、石仏の上に割れたスレートが積み上がり、御堂が崩壊していました。信仰されるかたがおられなくなったのでしょうか。途中の階段も、大雨の浸食でぐらついており、もしかすると災害のため、いったん放棄されたのかもしれません。
つつじ公園の売店が見えてきました。
自動販売機で炭酸飲料を買って休憩し、引き続き奥宮を目指します。
元気に咲いているつつじも多いのですが、すでにしおれかけているもののほうが多くみられます。まだゴールデンウィークになっていないのに、もうしおれかけているとは、今年は早くから咲きすぎたのでしょうか。季節がずれてきたのでしょうか。


奥宮で、宝くじ当選と仲間由紀恵みたいな美人と仲良くなれるようお願いをして、高良大社に向かいます。途中すれ違うひとのマスク着用率は半々といったところでしょうか。
高良大社に到着しました。数年前から神社の方針が変わり、境内に関係者の車が停まるようになりました。職員駐車場だったところを一般客駐車場として開放するのはよいのですが、社地に車が停まっていると写真が撮りにくくてしかたがありません。これはこれで致し方ないことなのでしょうが……。


久留米つつじの原木も、遠目で見ると真っ赤で美しいのですが、近づくとやはりしおれはじめていました。例年この樹は眺めているのですが、やはり、10日か2週間ほど、今年はピークが早く来ている気がします。桜も早かったし、今年はそういう年なのでしょうか。
いつものように、肉うどんとお稲荷さんをいただきました。今日はタケノコが一切れ入っていました。充分に煮含められた汁気の多いタケノコで、うどんのすめを邪魔せず、それでいてしっかりと味がします。こういう煮物が作れるようになれば、上等なのですが……。今回も美味しくいただきました。


帰り道は、古宝殿コースで下山しました。400段ある階段を下るのはラクチンですが、これを登れと言われたら拒否します。絶対にこのコースは選びません。
お子さんが二人で、この階段を駆け上がっていきました。後ろから、母親らしき女性が、子供の名前を呼びつつ、やっとこ登っています。


最後に王子池をぐるりと半周すると、ワイヤーで柵にくくりつけておいた自転車が見えてきました。
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帰りも西鉄古賀茶屋駅から甘木駅まで、電車を利用しました。車いすスペースに輪行袋に入れた折りたたみ自転車をひもで結わえ付けておきました。