血圧降下、血行改善や脂質消化に効果があるということで、昨年11月から丹参の粉末、サンザシの粉末を飲みはじめました。それに加えて、今年3月からまたたびの粉末を試しています。
痛風の薬を処方してもらいに行くと血液検査があるのですが、丹参とサンザシを飲みはじめてから、数値はあきらかに改善しました。両方足しても5,500円、約1年分あるので1日あたり15円です。保険適用後の痛風薬の薬価とほぼ変わりません。これで数値が改善するなら安いものだと思います。
またたび50gを1か月ちょいで使い終え、500gを注文したのが、今日到着しました。価格は4,500円です。これも約1年分ですから、365で割れば1日あたり約12円。
以前にも書いたと思いますが、またたびを飲むとほんのり身体が温まります。おそらく、体温を上げて血行を改善することで、疲れがたまりにくくなるのだと思います。
風呂に入らずシャワーだけで済ませても、首筋をはじめ身体に重さが残りません。恐るべき疲労回復効果です。下手な栄養ドリンクを飲むよりもはるかに効果を実感できます。
そのかわり、少し動くと身体から汗が出ます。身体が温まっているので汗をかきやすくなるのは当然といえば当然なのですが、量を減らして対応するか、夏場は飲むのを遠慮する必要がありそうです。
4月9日から10日にかけて、大阪から小倉まで夜行バスで戻ったのですが、想像以上に疲れずにすんだのも、おそらくはまたたびの効果でしょう。ただ、夜行バスという慣れない環境から来る眠りの浅さはいかんともしがたく、身体は動くのに頭だけが重くて眠いという、少々違和感のある状況ではあったのですが。
いちおう念のため書いておきますが、効果は個人差がありますし、効くのに必要な量も、個人差があります。この文章はあくまでも参考として考え、薬草を購入する薬店に相談するようにしていただけたらと思います。あと、最初からドンと大量に購入せず、まずは50g(約1か月分)を目安に、試すようにするとよいでしょう。
4月9日、新幹線で大阪に向かう途上から、久しぶりに渡辺淳一さんの「メトレス 愛人」を読み返しています。これ、1988年に週刊誌に連載されたもので、1991年に出版されてベストセラーになりました。じつはこのころどういう小説なのか良く知らず「はなきんデータランド」というテレビ番組のベストセラー紹介で知り、飯塚にあった「紀乃国屋書房」という書店で買ったのを覚えています。
当時はよく分からないエロい話だなくらいにしか考えていませんでしたが、今読み返すと、こんなに都合の良い女がどこに居るのか?と驚いてしまいます。17歳も年上の男性の愛人になり、同い年の男は「稚い」らしく、妻と別れた男性が「結婚してやる」というのが気に入らず、別れる道を選ぶ。渡辺淳一さんは「自立した女性」を描いたらしいけれど、これ、つまみ食いしてもあっさり別れられるあり得ない女ではないですか。
これがベストセラーになり、映画化までされてしまう時代だったのです。もうこういう世界が流行するのは、無理でしょうね……。