美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

12月12日の日録(後編)

この記事は以下の続編です。

12月12日の日録(前編) - 美風庵だより

12月12日の日録(中編) - 美風庵だより

生活困窮者です。

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筑前町登山道・散策道ガイドマップ完成!|福岡県筑前町

画像に写りこまないよう工夫して、山頂での様子を撮影していましたが、じつはこの日、山頂には2組先客がいました。片方は女性3人のグループ、もう片方は親子2人でした。どちらも自分の前を歩いていた記憶はなく、おそらく、大己貴神社側から登山してきたのでしょう。

腰掛石の上で道具をひろげて「外食」しようと思いましたが、基地外を見る好奇の視線が降り注ぐに決まっていますから、場所を探さねばなりません。

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登ってくる途中に、少し広い場所があったのを思い出し、来た道を引き返します。

この場所は、GPSの位置が正しければ、以前は尾根沿いに隣の高宮山に向かう経路の途中だったようです。現在は崩落のため、別に迂回路が出来ています。

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モンベル | オンラインショップ | ガパオ リゾッタ

今回は、モンベルさんで購入したガパオリゾッタを持参しました。フリーズドライ加工なので、お湯をいれて3分で食べられるうえ、たんなる登山用というより、5年半も賞味期限があるので備蓄用にもよい商品です。

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製造者は永谷園で、味も悪いはずがありません。ピントがボケていますが、沸かしたお湯を加えて3分待ち、箸でかき混ぜたらすぐ食べられます。このシリーズ、以前にカレーを障子ヶ岳でいただきました。あんな感じで美味しく食べられるのだろうと……。

……辛い。

原材料名をみると「唐辛子」とありますし、ご飯に顔を近づけてよく見ると、刻んだ唐辛子が混じっています。下界での食事なら、水を飲めば済むことですが、がぶ飲みできるほど水は持参してきていません。行動を開始した際に自販機で購入した飲み物はすでに飲んでしまっていますし、残るペットボトルの水も、念のため沸かさないと飲めません。これは失敗……。

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せっかくなので隣の高宮山にも足を運びます。ピンクのテープを目印に歩いていくと10分かからず到着しました。地勢的には、ここから羽白熊鷹が居た秋月や寺内ダム方面を偵察したと考えられるのですが、雑木林で視界は遮られてしまっています。

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ここからは下山です。登りに利用した林道コースと違い、多数の標識が整備されています。圧倒的に大己貴神社からのコースのほうが利用があるのでしょう。

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途中、焼却場(サンポート)裏手から登る釜寺コースとの分岐点があります。道幅の狭いところにはロープがあり、手入れが行き届いています。

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途中、右折して小鷹城山にも足を運びます。

筑前 小鷹城-城郭放浪記

事前に調べた情報がこれでした。てっきりうっそうとした山なのかと思っていたら、見晴らしの良い山なので拍子抜けしました。同じ名前の別の山?と思ったほどです。

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ここからは、木がすこし邪魔ですが、甘木町部が眺められます。秋月氏の出城があったというのも、うなずける話です。

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ここから、もう1か所寄り道をしてみることにします。

大己貴神社|あさくらの地は弥永にある我が国で最も古いと言われている神社

大己貴神社の遥拝所から眺める「御神体山」です。当然、登山ルートなどあるはずもなく、地理院地図、GPSアプリ、apple watchのコンパスだけを頼りに歩いて行くことになります。

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たどり着くと、こんもりと盛り上がった形をしています。これは目配山側からの撮影ですが、頂上を超えると急傾斜となり、ほぼ崖になっています。

大己貴神社(1)(旧三輪町) : ひもろぎ逍遥

以前、このブログを読み、どうもてっぺん付近に磐座があるらしいと探してみたのですが、わかりませんでした。もしかするとこの急傾斜にあるのかもしれないと思い、いったん下山して、麓側から登り直してみることにしました。

いざ下山しようとしてみると、道がわかりません。来たはずの道を戻っているはずなのに途中からわからなくなっています。GPSのログと地理院地図を見比べると、どうやら違う木を誤認してしまったようです。ただ途方に暮れていても仕方がないので、遠目に見える建物を目標に、少しずつ下山していきます。

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やっと小屋までたどり着くことができました。牛に食わせるサイレージ(ロールベーラーを使ったラップサイレージ)が積み上げられており、建物そのものは、どうやら牛舎だったようです。そこを飼料(牧草)置場に転用しているようです。ラップサイレージ特有の乳酸発酵の匂い(高菜漬みたいな匂い)がします。

ため池脇の砂利道をしばらく歩くと、肉牛の肥育舎と、電気牧柵で囲われたなかに牛が2匹見えました。パイプラインなどが見えませんから、乳牛でないのはあきらかです。

驚いたことに、数軒、肉牛の肥育舎が密集しています。同じ農家さんが手掛けられているのか、ここは畜産団地として整備されたのか……。

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大己貴神社を囲むヒノキと雑木の林が見えてきました。

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ため池の横から農道に入り、御神体山に向かう道に入ろうとしたところ、誰も近づかないのか、倒木がそのままになっています。野菜の手入れをされていた年配の男性や、農作業の帰りに軽トラで移動していた年配の女性のかたが、この道をあがっていくところを、わざわざ車を停めて見ています。

基地外がおるぞ……)とでも思われているのでしょうか。諦めて引き返すことにしました。

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最後に、大己貴神社にお参りしました。

ここから自転車で帰宅し、重曹と入浴剤をたっぷり入れた風呂に入り、18時半に家を出て、町内会の打ち合わせに出席しました。

打ち合わせから戻って、いつものとおり漢方薬を服用して、寝ました。