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しろつのおり、と書いて「しらとり」と読みます。
「神社めぐり」シリーズはこの本から多大なヒントを得て、高良玉垂宮神秘書の存在を思い出し、現在に至っています。この本の結論に逆らって恐縮ですが、日本武尊と武内宿禰はほんらい別人です。ただ、記紀ではかなり紛らわしく書かれています。それが意図するところだからです。
神社社頭の案内板をみて、じつは中筒男尊こと崇神天皇と、その実子である応神天皇を祀る神社なのではないかと見当をつけて、社殿を周回しながら痕跡をさがしたのですが、わかりません。
弱ったな……と思いつつ奉納された照明に目を凝らして驚きました。
日足紋と三つ柏紋です。熊襲、宗像、事代主……。つまり、ここは日本武尊伝承が最初にあって、崇神天皇と応神天皇は、生き残るためにどこかで受け入れたものなのです。
現皇室の祖を祀っているはずなのに、なぜかずいぶん格下の菅公にあやかろうとする案内板にわが目を疑いつつ、次の神社に向かいました。
どうしてこうも天満宮が大好きなのでしょうか……。
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江戸時代初期につくられた独特のもので、盗難被害も多いとか。
そんなに人気ならだれか作ればいいのにと思うのですが、難しいのでしょうね……。
福岡県神社誌:下巻149頁
[社名(御祭神)]白角折神社(日本武尊、中筒男尊、応神天皇)
[社格]郷社
[住所]久留米市白山町字中牟田
[境内社(御祭神)]素戔嗚社(建速須佐之男命)、粟島神社(少彦名命)、天満神社(菅原道真)、琴平社(大物主命)
(2020.08.22訪問)