美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

飯塚市筒野 日吉神社


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福岡県神社誌によれば大物主を祀るとあります。大物主は一般的に大己貴(大国主)の別名と解されており、私もまだ神社めぐりを本格的にはじめる前は、通説を鵜呑みにしていました。いまでは別人だと判ります。大物主とは、市杵嶋姫と天之忍穂耳の子 大山咋(おおやまくい)のことなのです。

市杵嶋姫の再婚相手である大国主(大己貴)の義理の子となり、大山咋は大物主という名前を使うようになります。このからくりがピンと来ないと、何故、大山咋が葵紋を使うのに「~主」を名乗るのかがわからなくなります。葵紋は元々、大山咋の妃 玉依姫の父 海神 豊玉彦の紋章です。加茂神社が葵紋を使うのも、豊玉彦八咫烏(やたがらす)として祀っているからで、大物主(大山咋)は最終的に、大己貴(大国主)の一族から離れ、嫁である玉依姫の一族を頼って一家を成したことがわかるのです。大物主(大山咋)と玉依姫の子が崇神天皇であり、現王朝の直接の祖であることは、過去に何度も書きました。

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正面向かって右側に、ずらりと御堂や石祠があります。大きいのが須賀神社祇園社)でしょうか。山神社があるはずですが、このうちのどれなのかわかりません。境内の外に4社の石祠を配置する理由もよくわからないのですが、とうぜんこの配置にも意味があるわけで、悩んでしまいます。

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福岡県神社誌:上巻348頁
[社名(御祭神)]日吉神社大物主神
[社格]村社
[住所]嘉穂郡庄内村大字筒野字後
[境内社(御祭神)]須賀神社須佐之男命)、山神社(大山祗命)
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(2020.06.28訪問)