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「神社めぐり」シリーズをはじめる前に、地元町内会の方とじつは訪問したことがあります。
拝殿を事実上の集会所(公民館)にするモデルとして参考にするためです。
御祭神は菅公で、どうもこの周辺は、江戸時代安楽寺(現在の太宰府天満宮)領だったとのこと。
拝殿の裏手に鞘殿でおおわれた本殿があり、拝殿兼公民館の裏手には水回りや、ごみ収集場、災害用品の備蓄庫があります。たしかに神社としての風情はありませんが、地元住民が求める機能を詰め込めばこうならざるを得ません。
手水舎があるべきところに、公園にあるような手洗い場が設けられています。それでも違和感がないのは、完全に公民館っぽい建物のおかげです。
非常にすっきりとまとまっているのですが、やはり今見ても、賽銭箱と玄関口をセットにした点は厳しいと感じました。
赤貧の住んでいる地区にあるお宮を、現在の預貯金と火災保険金でどこまで再建できるか(どのくらい地元から奉賛金を集めないといけないか)検討したことがあります。
最終的には一部修繕で終わりましたが、この神社などを訪問してあれこれ改築案を検討していたときにつくったイメージ図がまだパソコンに残っていました。飯田天満宮とは関係ありませんが、なにかの機会ですのでここに掲載しておきます。
おそらく日の目を見ることはないと思いますので、間取り図も掲載しておきます。
(2020.06.06訪問)