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3月21日、浄土宗大本山善導寺で折り返す旅程を組み、神社めぐりを実施しました。
途中、2019年6月に訪問した塩足集落の天満宮を再訪しました。
少なくとも江戸時代の記録には、塩足村に氏神として天満宮が在る記載があるとのこと。
けっこう古めの社殿をよくよく見まわすと、梅鉢紋が瓦に打たれています。
福岡県神社誌にはこの天満宮の氏子区域として、片瀬集落と塩足集落が記載されています。片瀬とは、渡河する際、肩に乗せて運ぶ商売から片瀬(肩のせ)となったという伝承があるそうで、もしかすると菅公が渡河し、北野に渡ったポイントだったのかもしれません。
たいていは、ほかの御祭神があったり、境内社があったりと、天満宮となる前の姿がみられるのですが、不思議とこの塩足集落の天満宮は、その痕跡が見当たらないのです。
ここは生粋の天満宮なのかもしれません。
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[福岡県神社誌(抄)]中巻223頁
[社名(御祭神)]天満神社(菅原道真)
[社格]村社
[住所]浮羽郡柴刈村大字菅原字塩足
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2020.03.21訪問)