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この神社は、集落を見下ろす高台にある小さな神社です。御祭神は菅公とのことですが、さきに訪問した神鉾神社の由緒を考えると、最初からそうであったのかどうか、ずいぶんと疑わしくなってきます。
農機具の手入れをしていた村人の話では「この場所はもともと古墳」で、また「千年以上前からお宮がある」という話もあるそうです。
「むかしはここに参るといぼ、腫瘍やね、いぼが治る」という話もあったようで、そうなるといよいよ天神＝菅公という刷り込みで、もともとの御祭神が上書きされたケースのように思えます。
ここが古墳であるとして、眠るのはおそらく大山祗（月読命）、木花開耶姫（このはなさくやひめ）、大己貴（大国主）の一族でしょうか。
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[福岡県神社誌（抄）]下巻４２２頁
[社名（御祭神）]飛塚神社（菅原道真）
[社格]無格社
[住所]浮羽郡竹野村大字竹野字庵ノ下
[境内社（御祭神）]記載なし。
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（2020.03.20訪問）
