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福岡県神社誌を読むと、元々は菅公を祀る天満神社だったものに、同じ地区内の熊野神社(スサノオ)、伊勢神社(天照大神)、琴平神社(崇徳天皇)、若宮神社(仁徳天皇)を統合したもののようです。明治44年(1911年)に五柱神社と改称する許可を得たとあります。
境内のあちこちに木を伐採した跡があり、最初からこんな明るい雰囲気の場所だったわけではなさそうです。鎮守の森という雰囲気は消え失せ、むき出しになっています。今後、さらに植栽まで検討されるのかもしれませんが……。
社殿の裏手に、おそらくは統合した際に移設したのであろうお宮が複数建っていました。正面左手から右手にかけて、お稲荷さん、(不詳)、大山祗神社、琴平神社、阿弥陀如来、宮地嶽神社があります。福岡県神社誌の「境内社」欄に、お稲荷さんや大山祗神社の記載はなく、わざと落としたのか、記載漏れなのか、少々ひっかかるところではあります。
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[福岡県神社誌(抄)]中巻216頁
[社名(御祭神)]五柱神社(菅原道真、須佐之男命、天照大神、崇徳天皇、仁徳天皇)
[社格]村社
[住所]浮羽郡竹野村大字中尾字市蔵屋敷
[境内社(御祭神)]琴平神社(崇徳天皇)、宮地嶽神社(神功皇后)
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(2020.03.20訪問)