美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

久留米市田主丸町上原 日吉神社


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大山咋を祀る日吉神社という点もさることながら、福岡県神社誌をみると、境内社の顔ぶれがまさに玉垂宮とその関連の皆さんであるため、かなり期待をして現地を訪問しました。

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広大な日吉神社の境内に、境内社のための鳥居が設けられ、4つの石碑・石祠がまとめて安置されています。

決して粗末に扱われているわけではないのですが、日吉神社の社殿が立派なのとつい比較してしまいます。

石碑や石祠に、けっこうな大きさの違いはあるもののどれがどれかもよくわかりません。

三井郡大刀洗町春日 高良坂本神社(坂本宮) - 美風庵だより

玉垂宮神秘書では、玉垂命には9人の子供がいるとされています。阿志岐命は、7番目の子です。

私たちは、高良坂本神社で、玉垂命の皇子 坂本命と、坂本山王宮(比叡山日吉大社)の意図的な混同を目にしています。

ここはもしかすると坂本神社(坂本宮)から坂本山王宮に上書きされた姿で、もともとは玉垂宮と玉垂命のお子さんを祀る神社だったのではないか……。一般的には日吉大社といえば大山咋を祀る神社であるというのが通説で、その方向で赤貧もずっと考えていたのですが、こうも坂本神社→坂本山王宮→日吉大社と上書きされた姿を見かけると、なぜそうつながっていくのか、考える必要がありそうです。

ひとつヒントになりそうなのは、大善寺玉垂宮では楼門前の門番のお宮を、東坂本社・西坂本社と呼んでおり、朝倉市上浦の王子宮では、門守社とひとくくりにしている点です。

父親を祀る神社の護衛を息子がしているのだろうと漠然と考えていましたが、どうやら直接、門番をしているわけではなさげです。

実際の門番は誰か、なぜそれが坂本社と呼ばれるのか、もう少し考えてみたいと思います。

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[福岡県神社誌(抄)]中巻232頁
[社名(御祭神)]日吉神社大山咋命
[社格]村社
[住所]浮羽郡川会村大字上原字門ノ内
[境内社]天満神社菅原道真)、大神宮(天照大神)、八幡神社応神天皇)、皇子神社(高良玉垂命御子)、阿志岐神社(高良玉垂命、阿志岐命)
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(2020.02.08訪問)