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2月3日、所用で午後からお休みをいただきました。先約との時間があったので、1月1日から保留していた久留米市山川町の玉垂御子神社を再訪しました。
この熊野神社は、追分バス停から玉垂御子神社に向かう途中にあります。
御祭神は、伊弉諾と伊弉冉とされています。安政3年（1858年）に熊野大明神を勧請したとありますから、江戸時代末期に創建されたお宮だとわかります。明治期に、神社として生き残るために御祭神の付け替えを行ったのでしょう。
結果として、速玉男・事解男・伊弉冉という熊野神社の基本形からそれています。江戸期は熊野大明神としてごっちゃになってしまっていますから、仕方がなかったのでしょうが……。
ただ、少なくともこの神社が、なんらかの古い由緒を持つ存在でないことは、このことからはっきりするのです。
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[福岡県神社誌（抄）]下巻４２０頁
[社名（御祭神）]熊野神社（伊弉諾命）
[社格]無格社
[住所]三井郡山川村大字山川字北追分
[境内社]記載なし。
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（2020.02.03訪問）
