美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

3月26日の日録

数日前、赤貧が乗るはずだった飛行機が欠航になった。
振り替えられた便の座席番号が同じだったため30分ずれているのを見落とし、前日に旅程を考えていて初めて気づいた。
30分後の便にも、もともと予約していたお客さんがいたはずである。指定された座席に座りながらまわりを見回し、ふた便分で客がこれだけなら、福岡羽田線の搭乗率はどのくらいなのだろう?と、こちらが心配になるレベルであった。
羽田空港に10分早着したのは、振替便利用者への配慮もあったのかもしれない。

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先ずはいつものとおり、穴守稲荷神社を訪問する。

すでに何度も書いたことだが、前の仕事場を追放されたあとこの神社をお参りし、翌日、宝くじ当選金が振り込まれてきた神社である。いまや上京したときの定宿すらこの近所でとるようになってしまった。

もともとは19時から新宿でコンサートの予定だったため、早朝の便は予約していない。上下を動かさずにどういう旅程を組めるのか思案した結果、所沢で或る親戚関係の用事を済ませて、そのまま秩父神社に出ることにした。
秩父神社はこれで3度目だが、今回のお目当てはもう一つある。

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www.seiburailway.jp西武電車の特急「ラビュー」で、一回これに乗ってみたかったのだ。

座席は申し分なく、秩父の景色をしっかりと楽しめる大きな窓も素晴らしい。

小田急VSEのような完全旅列車仕様というわけでもないようだが(JR九州は論外)、押さえるべきところは出来ている。行き帰りとも利用したが、秩父から乗ってきた家族が談笑し、飯能から乗ってきたビジネスマン2人組も、酎ハイとおつまみでなにやら話し込んでいる。

しかしそれにしても、客が少ない。いくら平日と言ってもこれはないだろう、というレベルである。そもそも、山手線で着座できるし、池袋駅もこんなのではなかった記憶がある。

途中、日記を読んだ知人から、ショートメールなどで「東京はえらいことになってるのに何故行った。戻ってくるな」と、冗談なのか本気なのかわからない通告がやってくる。

んなこと言ったって取消料もったいないだろ!

と、言うのだが、どうやら非常識すぎる行動らしい。

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秩父神社に到着したころには、17時になってしまっていた。拝殿を閉める合図の太鼓が聞こえたので急いで出向くと、赤貧がてを合わせている間は、戸締りする手を止めてくれた。

神社めぐりを本格的に初めてから、どうも思兼命とは豊玉彦の別名ではないか、という気がしている。

もう少し言えば、鹿島神宮香取神宮英彦山のながれで、秩父神社氷川神社は大幡主・豊玉彦のながれではないかと思う。いまの埼玉県一帯に入植したのは、大幡主の系統ではなかったのか。

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そう考えると、秩父神社から歩いて数分の場所にある今宮神社は重要で、御神紋が橘紋なのも、誰が最初に統治したかを示す重要な証拠と言ってよい。

帰り、池袋駅から山手線に乗り、品川で京急線に乗り換えて、ホテルに戻る。
ひとが多いところは、誰かからコロナウィルスを貰うのではないかとビクビクしてしまう。
目黒の辺りで、目の前にカップルが押し出されてきた。男のほうが少ししゃがんだかと思うと、女のほうがマスク越しにキスをした。
いくら2人ともマスクをしていても、日本語を話していたから日本人なのだろうが、どっかの帰国子女なのだろうか?大胆なことをする連中もいたもんだ。そりゃあ、東京で感染爆発一歩手前になるよなぁ……