美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

3月8日の日録

今日は5時に起牀した。檢温すると、36.9度であつた。
休業中の個人事務所の用件で、小倉に行つた。
朝6時過ぎの路線バスで呉服町に出る。呉服町のやよい軒で「しまほつけ定食」をいただき、私はそれから知人の車に同乘させてもらひ、西小倉驛の事務所に向かつた。

----------------------------------------

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=620424&comment_sub_id=0&category_id=256

医療機関なぜ転々と 広島初の新型コロナ感染、検査に20日近く
2020/3/8

(略)
ウイルス検査はこれまで全額公費の「行政検査」として各自治体の地方衛生研究所で行われてきた。医療機関から依頼された保健所が必要と判断すれば実施される。行政は感染拡大を防ぐため、感染が疑われる患者がいきなり病院に行かずに、まずは各保健所などに連絡するよう求めてきた。
 ■連携や経験不足
男性は2月15日、37・0度の発熱で医療機関A(安佐南区)を初めて受診。その際、医師は既に「肺炎疑い」と見立てていた。薬を処方されたが男性は回復せず、22、28日に訪れた医療機関B(中区)で経過観察に。3月3日には医療機関C(安佐南区)がインフルエンザの検査をし、陰性だった。
新型コロナウイルスの検査はなぜ行われなかったのか。医療関係者には、まず初期段階の症状の軽さや、渡航歴がなかったことが影響したとの見方が大勢だ。さらに各医療機関の連携不足や、新型コロナウイルス感染症に対する医師の経験不足も重なった。
関係者によると、男性のCT画像の見立ても見解が分かれるという。ある医師は「結果論だが疑うべき事例だった。しかし、専門家でも軽症者を早期に疑うのは難しい」。
結局、男性が最後に受診した医療機関D(南区)の医師が独自の判断で検査に踏み切り、陽性と確認できた。それでも「念のための検査」との位置付けだったという。
 ■受診先公表せず
市は「適切な感染防護をしていた」「濃厚接触者はいない」として四つの医療機関名を公表していない。松井市長は「風評被害やプライバシーを考慮した」と説明する。ただ、男性と接触した医療機関Cの医療従事者2人はウイルス検査をしている。
国内では院内感染が広がり、外来が閉鎖された病院も出た。男性が医療機関を転々とすることになった結果、感染が拡大してしまう可能性は否定できない。市幹部は危機感を募らせる。「今回把握できたのは運が良かったとしか言えない。確認できていない感染者は想像以上に多いのかもしれない」
----------------------------------------

知人とこのニュースで議論に成る。
「想像してゐたことがやつぱり起きてゐる」
IOCの委員とか言ふのが、言つてゐるでせう。1億人居て1,000人の感染者なら封じ込めに成功してゐる、オリンピック開催に問題はないつて。オリンピックに何兆圓の利權があるのか知らないですけど。食べて応援どころか死んで応援せれつてことなんでせう」
「under controlと、今度はドラえもんの着ぐるみでも着て言つたらいい」
冗談のつもりらしいので、知人に一応笑つてみせるが、本當に成りさうだと私は思つた。
「さう云へば、阿呆がウィルス性の風邪だから冷靜に成れと發言したさうだが」
「風邪は殆どウィルスでせう。それがどうやらとんでもなくしつこいし、下手すると抗體が出來ないから再發するかも、腦炎に成るかも、つて話に成つたから、タミフルが出る前のインフルエンザ竝にみんな警戒してゐるんでせう。阿呆は副總理なんだから、本當にさう思つてるんだつたら、厚勞省に新型肺炎だけ別に集計させるのをやめればいい。さうすれば日本から感染者はゼロに成る」
「大手を振つてオリンピックも出來る」
「(ダブルA)と云ふより、その權力の近くで甘い汁を吸つてるやつがひつぱいいるんでせう。彼らにやいまの状況は天國そのもの」
「(ダブルA)の指示でR山會の事件でOZを社會的に抹殺した尖兵とか言はれてるのが、下手すれあ檢察のトップに成らうかつて御時世」
「逆かもですよ。最後まで厚遇しないと、せつかく手に入れた今の地位がふいに成る。見捨てたらしつぺ返しをくらう。いまの彼の同僚はなにがあつたか知つてるわけだから。封じ込めるのに失敗したら、新型肺炎なんかよりはるかにわが身が危ない」
毒饅頭つてやつだな」

それにしても、ハードルを上げすぎて、休むためのエビデンスが貰へずに、各地で食ふための活動を強いられてゐる勞働者が多數いるに違ひない。恐ろしくて全數檢査なんて出來る状況ではないのだらう。Y大學が獨自に檢査して髄膜炎に成つた患者の陽性反応を發見したとニュースに成つてゐたが、若し大事に成れば、報復で來年度の補助金が減額されたりしかねない。

f:id:bifum:20200308195319j:plain

小倉で所用を終へ、モンベルに春夏物が竝び始めたので、自轉車の手袋や新しい折り疉み傘の商品を眺める。薄手のシャツが欲しいが、まだサイズ違ひがきちんとそろつてゐるわけではないらしい。もう暫く樣子見とする。

f:id:bifum:20200308195508j:plain

知人のはうが先に歸つてしまつたので、歸りは西小倉驛前から西鐵の高速バスを利用した。藏本で下車して、久しぶりに博多の櫛田神社を訪問してみた。

f:id:bifum:20200308195537j:plain

f:id:bifum:20200308195540j:plain
f:id:bifum:20200308195543j:plain

社殿には、大幡主を祀る神社として三ツ盛龜甲紋が打たれてゐるが、奉納の飾り山は所謂織田木瓜が染め拔かれてゐる。ここは祇園さまの體裁をとりつつ、大幡主を隱し、守つてきた神社なのだとあらためて思ふ。それにしても櫻紋は本當に天照大神なのだらうか。木花開耶姫(このはなさくやひめ)や大山祗ではないのか。

神職が安産祈願の祝詞をあげてゐるのを聞きながら、拜殿で手をあわせる。
まだ首筋も肩もだるいし妙な頭痛はするが、とり敢へずほぼ平熱で過ごせてゐることに感謝する。

いまさら檢査をうけようと云ふ氣もないが、精度が低いかもしれないが檢査そのものを受けさせないのは、やつぱり問題であらう。
僞陰性で町を堂々と歩かれては困るなどと云ふ意見があるが、どんなザルでも小石か砂は多少引つかかるものであつて、それすら無理ならきちんと説明すべきであらう。