美風庵だより

幻の花散りぬ一輪冬日の中

2月29日の日録

f:id:bifum:20200229091608j:plain

3月に入る直前に、金柑と紀州ミカンにマシン油乳劑を撒布する。
雪もろくに降らずまつたく冬らしくない冬だつたので、撒布時期を繰り上げてみた。これでも遲かつたかもしれない。

f:id:bifum:20200229100716p:plain
f:id:bifum:20200229100721p:plain


それにしても、ここ最近のニューヨーク・ダウの値下がりはすさまじい。米ドル/圓も、新型肺炎の影響で最初は日本(圓)賣り一色だつたのが、世界的な大流行が見えてくると、いきなり買戻しが入つた。ほぼ兩者とも投げ賣りに近い状況である。
我々一般市民(情報弱者)には傳はらない重要情報に基づいてプロは相場を操縱してゐる。我々素人に出來るのは「明けぬ夜はなく暮れぬ晝もない」と肝に銘じて、値下がりを見極めてこつこつ買ふことに盡きる。要はハイエナ戰法とでも言ふべきものだが、結果として、これがいちばんよい。
金價格も下落してゐる。「株安・ドル安で金まで下がるのはなぜか?」と云ふ書き込みをネットでみかけるが、株安・ドル安の損切りで手持ち資金が涸渇することもあるし、中央銀行が高値のうちに手放して外貨準備をすることもありうる。プロは今度の下落を長期戰に成る可能性があるとみてゐると云ふことだらう。下落が長期化すれば、それだけインデックスファンドと純金と安値の現物株をこつこつ買ひ集める好機が増える。

f:id:bifum:20200229134535j:plain

雨が降つてゐるので「自轉車で神社めぐり」と云ふわけにもいかず(そもそもお前は病氣だらうと言はれればさうなのだが)、マルショク來春店で晝飯と晩飯のお惣菜を買ひに出るついでに、寺内ダムのところの美奈宜神社まで足を伸ばしてみる。毎度ながら威嚴のある素晴らしい風景である。この神社の御神紋は笹竜胆紋なのだが、これは若しかすると桐紋の代用ではないかと最近思ひ始めた。羽白熊鷹征伐で神功皇后春日大神に戰勝祈願するのだが、春日大神とは天之忍穗耳のことで、神功皇后が何故天之忍穗耳に戰勝祈願し、阿蘇津彦と筑紫君(=玉垂命・のちの開化天皇)と一緒に羽白熊鷹を追ひ囘してゐたか、かなり理解しかねる。言ふなれば他國の軍勢を借りて、その他國の軍勢を率ゐつつ、戰意昂揚のため他國の王族をみんなで拜んだと言つてゐるわけである。

佐賀が長嵜や福岡から支援をもらつて何故か全員で金剛山に登り金將軍萬歳!と云ふやうなものなのだ。この例えを讀んで意味が理解しかねると思ふが、このくらゐの無茶と言つてよい。思考停止して記紀をすべて眞實だと受け入れれば別だが。

矢張りこれは素直に受け取れない。おそらく、追ひ詰めた結果、他國内を侵攻することに成り、その許可を得るための祭祀だつたと見るべきだらう。若しかすると天之忍穗耳の後繼一族から、ここで支援を得られたのかもしれない。

Gorecki;Symphony No.3

Gorecki;Symphony No.3

  • 発売日: 1994/09/19
  • メディア: CD
 

買ひ物から戻つて晝飯をいただきながら、リッピング作業の續きをする。本日のBGMはアントニ・ヴィト指揮ポーランド國立響の「悲歌のシンフォニー」である。