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福岡県神社誌では、境内社は秋葉社ということになっています。御祭神は味耜高彦根命(あじすきたかひこね)となっており、別名は加茂大神、つまり海神 豊玉彦です。
古代を探求するという視点から言えば、境内社のほうが重要なため、そのつもりで現地を訪問したところ、どこをどう読んでも「徳満宮」としか読めず、あぜんとしました。なぜ豊玉彦を別名で届け出たのでしょうか?徳満神ではなにがまずかったのでしょう?
久留米市北野町中川(安永) 天満神社(天満宮) - 美風庵だより
徳満神をあるのをみたときは、海神豊玉彦もしくはその一族ではないか、とまず、考えるようにしています。
あわてて現地でgoogleで検索すると、今度は罔象女神(みずはのめ)を祀る水神の祠だという情報がでてきます。豊玉彦の妃が罔象女神ですから、一族ととらえて間違いはありません。
現地ではここは罔象女神が御祭神であると理解されているのでしょうか?
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[福岡県神社誌(抄)] 中巻234頁
[社名(御祭神)]天満神社(菅原道真)
[社格]村社
[住所]浮羽郡水分村大字野田字北内畑
[境内社(御祭神)]秋葉社(味耜高彦根命)
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(2019.12.28訪問)