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明治の神仏分離政策まで、毘沙門天を祀るお宮だったと堂々と描かれています。
大蛇山祭りの起源は江戸時代初期にはじめられた祇園祭までさかのぼることが出来るとのことで、八坂神社の勧請も、そのころに行われたものだとみることが出来ます。
拝殿に祇園守紋があるので、地元の認知としては、スサノオを祀る祇園社とみてよいと思います。もともとの御祭神だった毘沙門天像は正面向かって左手、社務所側に稲荷神社・猿田彦の石碑といっしょに並べられています。
どうやら「火難除け」というのは切実な問題であったらしいのです。この大牟田神社だけでなく、福岡県神社誌には代表的な火伏せの神 屋須多神社も、(戦前の)大牟田市域に複数存在しています。
316 無格社 屋須田神社 大牟田市八尻町
317 無格社 屋須田神社 大牟田市八尻町三丁目
319 無格社 屋須田神社 大牟田市八本町
柳川市大和町鷹ノ尾 高良神社・安田神社・白峰神社 - 美風庵だより
神社に入る参道は3つあるのですが、そのうちのひとつは、なんと鉄筋コンクリートのビルのなかにあります。これ、敷地の権利関係、どうなってるんでしょうか。まさか、このビルそのものは、神社所有?
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[福岡県神社誌(抄)] 下巻445頁
[社名(御祭神)]大牟田神社(手置帆負命、彦狭知命、鹿島大神)
[住所]大牟田市本町一丁目
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2019.10.22訪問)