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筑前町朝日地区の宝満宮を訪問したあと、そのとなり中牟田地区の宝満宮を訪問しました。コンクリート造りの御社殿は、現在の見解にもとづいてつくられたものであるため、過去の痕跡をうかがい知ることができず、見どころが少ないのが難点です。
この神社はおそらく明治か幕末ごろの木造建築でしょうが、木造には消し漏れた痕跡をさがす楽しみがあって、時間をかけて社殿をながめます。
画面左手の画像は、手前から 恵比須社、八幡社、祇園社、金刀比羅社です。
画面右手の画像にある石祠は、梅鉢紋がありましたので、天満宮でしょう。
福岡県神社誌に記載の境内社は、「須佐神社、田神社、恵比須神社」なので、田神社が梅鉢紋の天満宮にどこかの時点で差し替えられていることが、わかります。
ここでも、大幡主隠しが行われていました。
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[福岡県神社誌(抄)] 中巻19頁
[社格]村社
[住所]朝倉郡夜須村大字中牟田字菊澤
[境内社(御祭神)]須佐神社、田神社、恵比須神社
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(2019.10.19訪問)