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五社神社から三牟田天満宮に移動する途中、砥上神社を再訪しました。
地元のかたが清掃奉仕されておられました。
いろいろと話をさせていただきました。
「地区に小学生が男女7人しか居ない。数年前から秋祭りの奉納相撲は中止した。年寄りの苦情がすごい」
「(向かって)左側のお宮は、地区の4集落にそれぞれ祀られていたものを移築したものと聞いている。このお宮とのもともとの関連はわからない。むかしからこのお宮に(境内社として)あるのは、(向かって)右側のお宮2つではないか」
「いまゲートボール場になっているあたりに、むかしは神職の家があった。いまは大己貴神社に来てもらっている」
「ここは大己貴神社と同格だったと聞いている」
左右の境内社がどれがどれかについては、清掃奉仕のかたもわからない様子でした。
赤貧としては、少なくとも左側の4社についてはこの神社の御祭神や由緒を検討するうえで除外できることがわかっただけでも、収穫でした。
右手の2社のどちらかが若八幡宮で、もう片方が大神宮ということになります。画像で奥のほうには、伊勢神宮参宮記念の奉納鳥居がありますので、おそらくはこちらが天照大神(おそらく本当は神功皇后が仮託されているはずです)を祀る大神宮でしょう。手前が仁徳天皇を祀る若八幡宮ということです。
前回訪問したとき同様、ここは春日大神も祀られているという解釈を変更するつもりはありませんが、実際に現地のかたとお話したことで、霧が晴れた気分です。
ほんとうにありがたいことだと思います。
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[福岡県神社誌(抄)] 中巻8頁
[社名(御祭神)]中津屋神社(神功皇后、住吉大神、八幡大神)
[社格]郷社
[住所]朝倉郡夜須村大字砥上字宮ノ上
[境内社(御祭神)]須賀神社(埴安大神)、薬祖神社、愛宕神社、若八幡宮、大神宮
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(2019.09.23訪問)