美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

三井郡大刀洗町栄田 稲生社


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次の神社訪問に向かう途中、ふと気がついて立ち寄った神社です。
福岡県神社誌のデータを一部MDB化(MicrosoftAccessのデータベース)しているのですが、「稲生社」という社名を検索してもヒットしません。また、栄田地区は戦前、三井郡本郷村でしたので、本郷村で検索しても、それっぽい神社がみつからないため、おそらく未掲載と思われます。
鳥居の根っこがやたら太いと思ってよく見ると、耐震補強されているようです。これもけっこうなお金がかかりますから、地域に根づいた神社なのだとわかります。御神紋は抱き稲穂の真ん中に宝珠があって、お稲荷さんなのだろうと、あらかた見当はつきます。

広島市中区江波南 衣羽神社 - 美風庵だより

しかしそれにしても稲生社と名乗るのは珍しいもので、赤貧が実際に訪問したのは広島市内の聖山稲生神社くらいです。ただ、ほんらいの「産みだす神」としての御神徳にあやかりたいと願えば、たしかにこの書きかたのほうが意図は明確です。もしかすると、ほんらいの書きかたは稲荷ではなく稲生だったのかもしれません。

【追記】

三井郡大刀洗町本郷 高良玉垂神社 - 美風庵だより

福岡県神社誌で、大刀洗町本郷 高良玉垂神社の由緒をみると「大字栄田字中畑 無格社稲生神社として祭祀ありしを大正12年9月14日許可を得て合祀」とあり、この稲生神社は、いちど本郷の高良玉垂神社に合祀されていました。

大刀洗町史を確認したところ、戦後、再度分祀して復活したものとのことです。

国家神道と銘打って神社に補助金をばらまくことにしたはいいものの、財源が足りず、1村1社を合言葉に徹底した合祀政策(神社が減れば補助金も減りますからね)、宗教破壊が戦前行われたのはご承知のとおりです。ひどい時代でした。
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[福岡県神社誌(抄)] ※発見できず(未掲載?)

[社名(御祭神)]

[社格]

[住所]

[境内社(御祭神)]
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(2019.09.07訪問)