近所のダイレックスでそれぞれ300円程度で手に入るものです。
新仙年香の香りは、先日ためした時代香に近いものです。ただ、香りの濃さはずいぶんと控えめですので、おそらく配合されている香料の量も控えめなのでしょう。系統は似ていても、濃度がまったく異なります。
赤貧が子供のころ良い香りだと感じていた仙年香からみても、ずいぶんと優しい香りです。時代に合わせて、調香を変えたということでしょうか。
もうかたほうのカメヤマの備長炭線香は、以前からあるのは知っていましたが、無煙・無香では感想が書けないため、取り上げずにいました。今回、お線香シリーズのひとつとして、久しぶりにまじめに聞いてみることにしました。
原材料名に「活性炭、備長炭、消臭剤」とあるとおり、ほぼ炭のカタマリです。なので、炭の匂いしかしません。炭には燃え残りの樹脂の匂いがついてくるものですが、それを活性炭と消臭剤で抑え込んでいます。他社にも同様の無香性線香の商品がありますが、これがいちばん徹底している感じがします。