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他の神社に向かう途中、鳥居が見えたのでブレーキをかけながらよく見ると、扁額に老松神社とあります。むかしの筑穂町役場などの近くにあり、場所は気づいてたのですが、すっかり存在を忘れていました。
隣の公民館に車を停めさせてもらい、さっそく訪問します。
老松宮であるからには、その前身があるはずです。福岡県神社誌では、もとは貴船神社だったとあり、水神様を祀っていたのかと思っていたところ……。
現地案内板はまったく違います。白山権現とあります。天之御中主、イザナギ、イザナミを祀る神社でした。じっさいは妙見信仰のお宮だったのです。
案内板では「男女2神の神像を刻し奉安する」とありますので、天之御中主の神像は途中からどこかに行ったものとみえます。
社殿向かって右手に、2つお宮と石祠があります。大きいほうが、おそらく福岡県神社誌に記載のある須佐神社でしょう。小さいほうが、貴船神社だと思われます。
すると、白山宮(≒妙見宮)だった痕跡はどこにあるのでしょうか?本殿をみると、3座あります。おそらく、中心が菅公で、左右にイザナギ・イザナミが祀られているのでしょう。
(2019.08.24訪問)