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8月24日の神社めぐりは、ほんとうに当たりの日でした。
筑前町曽根田の大山祇神社といい、この馬敷地区の大山祇神社も、なかなか味わえない素晴らしい場所です。すっかり外国人に毒されてしまい観光地化した神社より、はるかに満足できます。むろん、観光地ではないためそれを求める向きには不向きですが……。
麻敷神社とあります。
これが「馬敷」という地名の元のようです。御祭神などはわかりませんが、大山祇神社に向かう参道の入口を、しっかりと固めています。
ちなみにこの麻敷神社から大山祇神社に向かう参道は、軽トラであれば通行可能ですが、一般乗用車は、馬敷上公民館に停めて、歩くのが無難です。多少、車の底に傷がついてもかまわないという方以外は、入っていかないほうがよいでしょう。
途中、けっこうな水量の川があります。このあたりから、ぐっと雰囲気が引き締まります。


小さめの社殿ですが、空間そのものの雰囲気がよく、御神域に足を踏み入れたことを実感できます。本殿を見上げると、桜紋です。
御祭神は大山祗と、大山祇の娘であるコノハナサクヤヒメです。大山祇というと、どうしても「三」の文字が真ん中に入った御神紋を思い浮かべてしまいますが、ほんらいは桜紋です。
それにしても社殿が新しいと思ってよく見ると、平成27年(2015年)に改修したとのこと。
幣殿で祝詞をあげさせていただき、天狗のお面とともに本殿を正面から撮らせていただきました。赤貧は霊感を信じないほうですが、このただならぬ雰囲気は、写真でも伝わるのではないでしょうか。
以前から思うことですが、社殿の豪華さとか旧さとかは、あまり関係ないように思えます。やはり地域や崇敬者の皆さんから大事にされているところほど、神社も立派になるようです。
(2019.08.24訪問)