大きい地図・ルート検索 ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )


下に、福岡県神社誌の該当部分を掲載しました。
御祭神はコノハナサクヤヒメ、武内宿禰(=玉垂命=筑紫君)、菅公とありますが、元々の御祭神はコノハナサクヤヒメのみとされています。
大山祇神社なのに娘だけしか祀られていないというのも不思議な話ですが、記紀では神武天皇の曽祖父にあたるニニギの嫁とされているため、有名どころとして格上げされたのでしょう。
実際には、神武天皇とニニギに血縁関係はなかったと思いますし、ニニギとコノハナサクヤヒメの間に、海幸彦も山幸彦も生まれてはいないと考えています。
----------------------------------------
(略)天照大御神は「月読尊、お前はなんという事をしてくれたのです。彼は下界の民の食べ物を生む尊い神なのですよ。彼はお前をもてなそうとして、その材料を自ら生み出したのです。そんなことも分からないのですか。お前の顔など二度と見たくありません。失せなさい。」と怒り月読尊を下がらせると天照大御神は、二度と月読尊と会おうとはしなかった。これによって天照大御神(太陽)と月読尊(月)は、昼と夜に別れて暮らすようになった。
(略)
----------------------------------------
赤貧は、月読命とは、大山祇のことだと考えています。天照大神(=卑弥呼)+高木大神グループと、大山祇グループは、おそらく収穫の分け前で仲たがいしたのでしょう。親同士が二度と会わないケンカをして、子供がそのままで居られるわけがありませんから、おそらくニニギとコノハナサクヤヒメの結婚生活は、短いものだったのではないでしょうか。
(2019.08.24訪問)