１０年使ったキャノンＩＰ１００の次の機種をなににするか１時間ほど考え、ＨＰの「HP OfficeJet 250 Mobile AiO」にしました。キャノンＩＰ１００の後継機種としてＩＰ１１０というのが出ていますが、インクカートリッジは同じ型番です。
つまり、インクの容量は同じということで、いまは町内会の需用費で買ってもらえるからいいものの、個人でこのインク代を払うのは、だいぶこたえます。すると、大容量のインクカートリッジが用意されているＨＰのプリンタが選択肢として優先します。
実物が到着して設定をすませ、テストページを印刷してみたのですが、印字品質はキャノンと比べていまいちかな？という気がします。ただ、印字速度はだんぜん早く、もしかすると赤貧が気づいていないだけで、品質と速度の調整ができるようになっているのかもしれません。
いままでブラザーのモバイルスキャナを別に買って利用していましたが、このＨＰはスキャナ内蔵です。だから簡易コピー機にもなります。そのぶん図体は大きくなりましたが、なかなかよい製品ではないでしょうか。
ただ、幅５０ｃｍ、奥行２５ｃｍの棚にちょうどよいサイズと、３ｋｇの図体を考えると、モバイルプリンタという名称はずいぶんと大げさな気がします。車だったら持ち運べるということでしょうか。モバイルプリンタって、リュックにほかの荷物といっしょに背負えるくらいのものってイメージだったんですけどね……。
注意点としては、最初についてくる日本語のマニュアルがペラペラで、あまり役に立たないことです。そのかわり初期セットアップの方法は、イラスト入りの判りやすいＡ４判の説明書がついてきます。最初に据え付けるところまでは、簡単な英語ですがこれだけで大丈夫です。ドライバはついてきません。プリンタとwifi接続すると、自動でダウンロードされます。最新版を適用したければＨＰのホームページから事前にダウンロードしておけば、あとはほとんど手がかからず接続できます。
１０年でこれだけ使いやすくなっているのですね……技術の進歩です。
