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赤貧です。
8月10日、残暑見舞い用のかもめーるを購入しに郵便局へ出向いたあと、散髪のため筑前町の「理容はなだ」に行きました。
その帰路、神社めぐりを行いました。
福岡県神社誌では「御原村大字下岩田打上リ」にある「大神宮」とされており、御祭神は天照大神と菅公とされています。
境内には神社合祀記念碑があり、それを読むかぎり、大正元年(1912年)に2つの神社(天満宮・大神宮)を一か所にまとめたようです。
この神社の社殿と鳥居の配置は特徴があり、道に挟まれて、鳥居の前は森となっています。ふつう、道と境内の接点に鳥居があるものだと思っていたので、いったいこの先にはなにがあったのかと考えてしまいます。
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(略)天満神社は松崎藩が天領となった時の初代代官服部六左衛門が元禄2年(1689)、松崎の鎮守として古原筒ヶ池の東側に下岩田念島にあった天満宮を遷し(略)
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ヒントは意外なところにありました。下岩田の念「島」とあります。古い時代の地勢がわからないのであくまでも仮定ですが、この鳥居の先は、池や川だったのではないでしょうか。森の中からはたしかに水の流れる音が聞こえてきましたし、水路に面した鳥居が、地形の変化のあとも、ずっと建て替えられながら伝承を守っているのかもしれません。
(2019.08.10訪問)