松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

自転車タイヤのバルブを米式バルブに交換する。

自転車が到着しました。 - 美風庵だより

ブリヂストン・プレスティーノ - Wikipedia

泥棒された自転車(ブリヂストン:プレスティーノ)もブリヂストンのベルト駆動型自転車でした。

アルベルト | [通学・普段使い自転車]通学・通勤向け自転車 | 自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

2008年式のプレスティーノから、2019年式のアルベルトに買い換えたわけですが、10年のひらきを念頭において、感想を読んでいただければと思います。

プレスティーノは自分で買っていないのですが、配達時に伝票が取説といっしょにビニール袋に入っていたため、定価が54,800円で、それに荷台と両脚スタンドで7万くらいしたのを知っています。販売店さんに、お祝い品だと伝えていなかったのでしょうね……。

伝票が混じっているのは最初から気づいていましたが、値段までは覚えていませんでした。交番に届け出たとき、久しぶりに防犯登録の控えを引っ張り出したついでに、伝票を眺めました。

意外と安くないな……。買い直すならこのくらいの出費か……。そう考えてがっかりした記憶があります。
 
プレスティーノはベルがグリップに内蔵されており、左手をひねるとベルが鳴る仕組みになっていました。10年も使うとガタがくるのか、段差を乗り越えると、カラン、カランと音が鳴るため、場合によっては背後から歩行者を急かしているように思われる場面もあり、見た目は良いがあまり便利な機能ではないな、と思っていました。

今回のアルベルトはベルが外付けですので、調子が悪ければ交換が出来ます。

変速ギアは、プレスティーノはシマノの内装8段変速で、アルベルトは内装5段変速です。

内装8段変速がついている自転車を選ぼうとすると、定価で9万円台のものになってしまいます。内装8段って、えらく値上がりしたのですね……。

内装5段とグレード落ちしたため、どのくらい違うか興味がありました。

1段目はむしろ、内装5段のほうが低めに設定されているようです。踏み出しが軽く、すっと動きます。具体的なデータではありませんが、感覚的には以前の6段目と5段目が同じくらいで、それ以上のギア比をカットしたような印象をうけます。ハンドルも適度に曲がって、上体を起こす姿勢をとるようになっています(いわゆるママチャリスタイル)から、高速で巡行する前提ではないのでしょう。平地を8段目にいれてばんばん飛ばす場面はほとんどありませんでしたから、5段変速でも充分かもしれません。

内装変速機のほうが高いのですが、停止中に1段目に戻せるのがよいところで、この便利さを味わってしまうと、外装変速機が見劣りしてしまいます。

問題というか手がかかりそうな点は、アルベルトの照明がオートライトになっている点です。プレスティーノもオートライトの設定があったのですが、手動でON・OFFも可能でした。前カゴに荷物を載せてセンサーが誤反応したときに、これで強制OFFにしたりしていたのですが、今回は取説にもON・OFF操作が見当たりませんから、ほんとうのオートライトなのだと思います。

とりあえずいまのところは、必要にして充分な感じです。

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念のため、タイヤのバルブを最初に取り付けられている英式バルブ(なかに虫ゴムがあるやつ)から、米式バルブに交換しておきました。英式から米式に取り換えると、空気入れのポンピングがじつに楽になります。押したら押したぶん、そのままタイヤに注入される感じです。

とりあえず、これでだいたい元の環境には戻りました。

あとは泥棒に遭わないのを祈るばかりです……。

(2019.08.29記述)