松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

北九州市小倉北区船場町 瑜加神社

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福岡~小倉間の高速バスをときどき利用します。運行は3系統あり、西小倉駅前に停車してくれるものもありますが、ほかの便を利用すると平和通りから歩いて移動することになります。

平和通りから歩いていて、赤い屋根の神社が見えるのは気づいていましたが、初めて近づいてみました。

片方の鳥居には蛭子神社とあり、事代主(エビスさま)を祀っているのだろうと思ってさらに近づくと、名前が違います。違う鳥居には、大黒神社とあります。そして、案内板には「瑜加神社(ゆかじんじゃ)」。どうやらこの神社は蒲生八幡宮の管理下のようで、立て看板があります。えらくまた遠いところの管理下なのだな……と思いつつ案内板を読みます。

御祭神は大国主と事代主とウカノミタマで、もともとは事代主の社であり、大国主とウカノミタマがあとから合祀されてきたようです。
紫川と神嶽川の合流点であるこの一帯が、小倉の発祥の地であるとのことです。

意外なところにすごいものがあるものです。

社殿の横にお堂があり、のぞき込むと「比叡山」と首から札をぶら下げた石像と、背後に高野山普門院のお札がある仏像があって、なにかの札所になっているようです。長命寺とありましたが、googleで検索してみても近所にその名前の寺はありません。もしかするとこれがその寺の名残なのか?とも思いましたが、結論は保留したいと思います。
ちいさい神社の境内で、何故か若い女性が誰かと連絡を取り合い、反対側では、若い男性がお菓子を食っていました。

ちょっとした休憩場所として認知されているのかもしれません。