美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

参院選

NHKから国民を守る党公式サイト

参院選は、「NHKから国民を守る党」とかいう何の冗談かと思うような名前の政治団体があるのでそこに投票してみることにします。
NHK受信料は、引っ越してきた2,3日後から集金人がしつこくやってきて「クレカもってるだろ」と迫られ、「ふつうに口座振替するよりポイント付くぶん得か」と騙されてクレカ払いにしています。
ところが、赤貧のような生活困窮なのに清廉で遵法精神あふれる人間が真面目に払っているいっぽう、払っていないひとも多いと聞きます。真面目な人間につけこんで搾取する典型で、ろくなもんじゃありません。
NHKは、税金で運営する大本営発表専門の組織になるか、広告と受信料で見たい人だけ契約するテレビ局になるか、どっちかに白黒つけるべきです。
朝の連続テレビ小説大河ドラマ見たいひとが、契約してくれます。赤貧のように朝のニュースを見るひとも、なんだかんだ言って契約するでしょう。
この議論は給食に似ています。
給食代を滞納しているからといって子供に供食しないわけにはいかない大人の事情もあれば、真面目に払う側から見れば、なんでよその無銭飲食ぶんまで食材実費のとばっちりを食うのか、という気分もわかります。実際に供食する学校や地公体も迷惑です。
理想はわかるけれど、結果として全員にとって不幸な事業となっています。
それでも毎日弁当持たせるのはたいへんだし、給食代を払う親がほとんどでしょうが、理想を追求しすぎるから、おかしくなるのです。
NHKも全国津々浦々まで電波を届ける公共放送という理想はあるけれど、見ているけれど払いたくないひと/見ないひとに強要するべきではありません。受信料の徴収率が7割くらいという報道をみると「つまり3割は誰かの負担を肩代わりしているのね?」と気づいてしまいます。
もうすぐ50になろうかという赤貧がいまさら言うのもなんですが、なんでこんなに理想ときれいごとで塗り固めないといけない社会になったのでしょうかね……。学生のころ「言葉狩り」という問題提起があって、あれ以降、すっかりおかしくなりました。

阪急電鉄の中吊り広告に批判の声 企画の会社「細心の注意を払った」

それかと思えば、目立ちたい、変わったことをやりたい一心で、阪急電車の吊り広告みたいな事件も起きる。問題提起すればいろんな波風がたち、好き嫌いがはっきりするのは当たり前のことです。とはいえ、それをやらないとお金にならない世のなかなわけで……。
問題は、否応なく詰め込まれる空間にお説教めいたメッセージをいっぱい貼り付ければ、朝から仕事いきたくない考えたくない面倒くさいとうんざりしている皆さんが、深く考えず拒絶反応を起こすことを想像できなかったことかもしれません。
もう少し言い加えるなら、理想ときれいごとのために、下々はいい迷惑をしていることを日々感じている人々のほうが多いことに、気づかなかったのでしょうか。
むかしの暴力団も、上のほうは普通のひとより物腰のひくいひとも居て逆にびっくりしましたが、そのひとを支えるチンピラさんたちは、金集めのためにはなんでもやっているものでした。
あきらかに社会の多数を占めるのは、このチンピラさんに該当するみなさんです。赤貧もそのひとりなのですが。