松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2日つづけて変な夢を見る。

(1日目)
ほぼ空き家か廃墟と思える古い家。手入れが行き届いていない。和室に入ると隅に神棚。といっても、聞いたこともない神社の御神札とコップと枯れた榊がある程度。その御神札のうえのほうから話しかける声がする。あれこれ指図する内容。
「なんでおれがそれをしなきゃならんのですか。もっとほかにおるでしょう。ほかに頼みなさいよ。もう損する役割は嫌です。平穏に暮らしたい」と反論する。
後ろを振り返ると龍がいて、抱き付いてくる。身体に溶け込んでくる。とにかく龍が温かい。なにか表皮の厚い動物と衝突してそのまま身体にめり込んで一体化していくような感じ。そこで目が覚める。
(2日目)
ひとむかし前のサニーやブルーバードのバン(営業車)がある。なんの荷物かわからないが後ろにぎちぎちで段ボールが詰まっている。助手席には自分の荷物。どうやらこれを運転しないといけないらしい。イライラしながら乗り込む。
キャブレータが不調なのか、アイドルの回転が一定ではなく、アクセルを踏み込んでもトルクが細い。道は離合ができない細道で、しかもガードレールがない。でもそれをどうやら走らないといけないらしい。細い部分を抜け出ると急にひろくなる。反対車線に乗用車や軽トラが居て、すれ違う。とうとう営業車が動かなくなり、アクセルを踏むとほんの少しだけ前に進む。ガス欠ではなく、いよいよキャブレータの不調っぽい。イライラが頂点に達したところで、どこかから「ここまで来たら大丈夫。おつかれ。あとはこちらでやります」と声がする。
「金は儲かったかもしらんが、なんでこんな目に合わないといかんのか」と毒づきながら営業車を降りる。そこで目が覚める。

さあ、なにを意味するのでしょうか。