美風庵だより

幻の花散りぬ一輪冬日の中

鈴ケ森稲荷神社

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赤貧です。
16日、休業中の個人事務所の関係でお休みをいただきました。
個人事務所関係の知人が入院していたのですが、退院するとのことでお見舞いがてら下関へ行きました。
ときどき伺う事務所のビルから、小山の上に赤い建物が見えます。
あれはなに?と訊ねると「厳島神社」と返答があります。そのわりには千本鳥居があって、お稲荷さんっぽい感じもします。
病院に行った帰りに、簡単に道を訊いて、ためしにお参りしてみることにしました。
10分ほど歩くと、現地に到着しました。石段の鳥居には「厳島神社」とあります。

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石段を登りきるとお社が2つあり、ご近所のかたでしょうか。掃除の真っ最中でした。
片方がどうやら厳島神社のようで、もう片方には、鈴ヶ森稲荷大明神と扁額があります。
開け放たれた社殿には、どちらにもこのくらいのサイズの神社には似つかわしくないくらい、お供え物がいっぱい並んでいます。お酒とお菓子ばかりで、米・塩・水といった一般的な御神饌がないのは、おそらく別にお供えしているからでしょう。どちらかというと仏事のお供え物に近い感じです。

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厳島神社のほうは掃除をされている現地のかたがずっとおられたので避け、横にある鈴ヶ森稲荷神社のほうをお参りしました。
拝殿から神殿のほうを眺めていると、空気感の違いに気づきます。どこか祐徳稲荷にも似た重さがあります。かなりきちんと近所のかたが手入れをされてきているのでしょう。

小山からは、下関港が一望できます。いまはビルが建っているので邪魔ですが、江戸や明治のころなら、ずっと向こうまで見渡せたことでしょう。元々は漁師町だったとのことで、大漁祈願、航海安全に厳島神社とお稲荷さんを勧請して、村を見渡せる位置に神社を建てたのだと思います。

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知人の事務所から見える千本鳥居のほうにむかって階段を下りていくと、なんと寺の境内にでました。さすがに私有地を横切るのはまずかろうということでよく見ると、小さな石段がありました。踏み石が割れていて危険ですが、おそらくこれが参道なのかな?と思いつつ、下りてみました。
あとでググってみると、御神気を感じる神社として複数紹介されていましたので、あの空気感は、赤貧だけが感じたものではなかったようです。