goo.glここ最近土日出勤と平日残業が多かったので、5日の昼から思い切ってお休みをいただきました。
2分ほどどうするか思案し、十数年ぶりに英彦山に行ってみることにしました。
おそらく最後に英彦山に行ったのは、西鉄バス(添田交通)の路線廃止が決まり豊前坊まで記念乗車したときだと思います。
当時、なんでこんな山中に駐在所があるわ小学校があるわどうなってんだと驚いた記憶があります。
あのころと違い、いまは甘木に住んでいます。甘木町内から寺内ダム~佐田~小石原~行者杉と抜けて、だいだい1時間ほどで銅の鳥居までたどり着きました。さらに数キロ、山道を登ると、豊前坊です。
むかしは一日3本、ここまで西鉄バス(添田交通)が運行していたわけです。参拝客も多かったのでしょう。いまは町営バスのバス停があり、平日は一日2本、休日は一日3本が確保されています。折り返しが約40分ですから参拝に利用可能なダイヤ設定です。
ゆるやかな参道を登っていきます。
牛馬の神様でもあるため、牛の像が奉納されています。
ホルスタインのほうは、たしか日田の酪農家が奉納したものです。ほんもののホルスタインは気性のあらいのが多く、こんな優しい顔はしていません。牛は和牛にしてもホルスタインにしても、もっとにらみつけるような目をしているものですが、そこまでリアルにすると可愛くないという判断がはたらいたのでしょう。
社殿のなかからドタバタと音がします。誰か慌てている足音がします。
手を合わせてお参りしていると、初老の女性が出てきて戸締りをしました。神職の格好はしていませんでしたから、留守番のかたでしょうか?
「御用ですか?」と声を掛けられたので「お参りにきてプラプラさせていただいてます」と返事をすると、「ありがとうございます。では」とそそくさと立ち去られました。なにか所用があるのでしょう。
本殿にあたるのが岩です。天狗は岩場に住むのでしょうか。
隣が龍神さまの祠でした。こちらにも手をあわせます。
写真に写らないようにしたのですが、熱心に「水汲み」をされている男性が居ました。ペットボトルを数本手にぶらさげた女性2人組も居ました。
どうやら水汲みの聖地でもあるようです。
帰り道、神棚のお榊を交換しようと、小石原の道の駅でお榊を買い求めました。
近所のスーパーで同じくらいの値段で売っている量のほぼ倍はあります。