松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

光コラボの勧誘に騙されそうになりました

17時半に仕事場を出て、町内会の役員に総会資料の案を自転車で配布し終えて帰宅したのが18時半ごろでした。自宅の電話が鳴っていましたが、非通知設定の発信元だったので、無視していました。10分おきに鳴り、3回目はフリーダイヤルでした。転送設定をしているため、iPhoneが鳴りました。出たところ、光コラボの勧誘電話でした。
こういうのは長いんだよなあ、と思いましたが、べつに取り立ててかわった様子はありません。あくまでも普通の勧誘電話だと思って話をします。
ちょうど町内会の資料を修正するためパソコンをひらいていたため、NTT西日本の転用承諾番号を取得して伝えます。
「あとでほかの者から工事日程の調整等で電話させます」というので、「今日はいまから用件で2時間不在にする」と伝えると「では携帯を教えろ」としつこくせまってきます。
このあたりでどうもヘンだなと思い始めました。なにをそこまで焦っているのか、と。
最初、NTTの代理店の「*****の*石」と名乗っていたのに、電話を切る段になってNTTではなく他社の名前をここではじめて持ち出してきます。
「あなたNTTの代理店なんですよね。転用されたらNTTの売り上げが減りますよね。なんで他社に乗り換えをすすめるのですか」と言ったときには「回線はNTTだからNTTとしての取り分はかわりません」とかわけのわからん言い訳をするので、内心面白がってましたが、やっと最後の最後になってシッポを出しました。
じつのところ、せっかくドメイン持っているのだし違うプロバイダになっても困らないから安いほうがいいか、と漠然と考えていました。個人事務所も休業中ですから、ボイスワープの設定も解約して問題ありません。
赤貧が(やっぱりこれは悪徳代理店だ、騙し騙されだといってもこいつらはひどい)とはじめて感じたのは、これから不在にすると伝えているのに、20分おきに或るフリーダイヤルから携帯に電話が転送されてきたころからでした。最後に電話が鳴ったのが21時すぎです。尋常ではありません。
帰宅後、フリーダイヤルの番号からネットを検索すると、どうやらこの代理店は北海道に会社があるようです。もともとの勧誘電話の番号とかも北海道。ネットで検索すると、なかなか悪質な会社のようで書き込みがすごいことになっております。
さて、どうしたものか。こんな尋常ではないクソ代理店で契約なんてしたくありません。
まず、NTTの問い合わせ窓口にメールをしてみました。
その後、勧誘電話が「いろいろと長い文章が書いてあるがそこにはこういうことが書いてある」と言っていたNTT西日本のホームページの該当部分をあたまから読み返します。
「悪徳事業者に注意しましょう」「NTTへのクレームが増えていますが私たちではどうにもできません」
という内容はみごとに無視しています。さすが、よっぽど自分たちがやましいのでしょう。
ただ、逆からみると文章のポイントを(都合の悪い部分は省いたとしても)きちんと説明してはいます。この点はさすがです。
http://qa.flets-w.com/faq/show/4684
を読み、クソ代理店に伝えた転用承諾番号を無効にするため、翌朝7時に再度、転用承諾の手続きを行いました。
9時を過ぎて、まず昨日のフリーダイヤルで2回、非通知設定で1回、10分間隔で電話が鳴ります。とうぜん電話にでないようにします。まずはNTTの回答待ちです。
とはいえ、NTTのホームページを読むかぎり、再度転用承諾の手続きが出来る=代理店はまだ実際に行動していない、だと思っていたのですが、もしかすると間違ったかな?という気になります。
14時ごろに、NTTから問い合わせの返信メールがきました。13時時点で転用の手続きは開始されていないとのことでした。とりあえず朝7時でブロック成功のようで一安心です。
 
どこか淡々と書いていますが、えらい目にあいました。
売りつけられそうになった商品そのものは誰でも名前を知っている大手企業のもので、そこに文句はありません。
最初の勧誘電話が名乗った代理店名(社名)も調べてみると、成長中のコールセンター事業会社です。そこのHPに、「私たちは悪徳業者ではありません。それなのに勘違いされたことで社員が涙しています。私たちは詐欺をゆるしません」と書いてあります。
しかし。
客が「今日はもうかけてくるな用件があるから」と伝えたのに、20分おきに21時すぎまで電話をかけまくる代理店がクソじゃなくてなにがクソなんでしょうか(怒)。
 
久しぶりにイライラしました。
いくら商売は騙し騙されであっても、節度はあるべきです。