松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

山間僻地の移動販売車

赤貧が住むマンションの真向いに酒卸店があります。そこの駐車場を借りてハンバーガー屋の移動販売車が営業しているのを、週に2,3回見かけるようになりました。
ふと思ったのですが、こういう移動販売車で商売をするというのも、定年後はありかもしれません。世のなかの流れは二つあって、一つは自分の作った物をインターネットを使って言葉が判るひと相手に通販するというもの、もう一つは身体弱者・情報弱者相手にとことんドメスティックな商売をするというもの。
長期的には前者ですが、赤貧が身体が動かなくなって孤独死するくらいまでなら、後者のほうが安定的に儲かる気がします。
移動販売するものはなにかと言われたら日配品でしょう。若い世代は食事に手抜きをして当然ですが、60代以上は、きっちり何か食わないといけないとおもいこんで、いろんな食材を買ってくれます。頑張っておカネを貯めなきゃ……。