美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

模範六法を更新する

「六法 by 物書堂」をApp Storeで

模範六法を今年も更新しました。
iPhoneのアプリで購入するようになって、仕事場でもかんたんに調べられるようになり、たいへん便利です。ほんらい職種としてはもっと違うものを買って常備しないといけないらしいのですが、赤貧の場合はシステム開発関係の契約条項などを確認するためのものなので、むしろ模範六法のような一般向けのもののほうがよいのです。
公共のほかの分野は官民の序列が明確で、官の世界で通ずる常識に従うのが一般化しています。だからいちいち契約条項なんかで悩むことはまずありません。
しかし、赤貧が関わるようになった20年前から、システム開発だけはこういう進捗がみられません。
土建関係などと比較して歴史が浅いというのもあるのですが、国が積極的に主導権をとってこなかったのが、問題の根底にある気がします。いくら世の中が進歩しているといっても、根底にあるTCP/IPの考えかたなどがひっくり返るようなパラダイム・シフトがいきなり明日起きる可能性はないわけです。もっと積極的な標準化を国家が示していかなければならないとおもうのですが。
地公体といっても、むかしでいう機関委任事務はほんらい国の下請け業務なわけですから、国がシステムを開発して配るくらいしてもよいのです。税金をあげられないので貯金を国債で吸い上げて国家を運営する現行のシステムも、だんだん行き詰ってきています。
いずれ大ナタをふるうとすれば、地公体を国家の下請け部門と、純粋な自治組織運営部門に分離して、ナショナル・ミニマムを維持しつつ合理化をはかるしかテはありません。
ただ、いよいよ行き詰るまで延命がはかられるでしょう。
崩落はいきなりやってくるものです。
そのときに赤貧は……東尋坊に向かう片道切符でも買うしかありません。