美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

お通夜

18日、前の職場のかたのお通夜に行きました。
当日出張だったのですが、出張先で別件の連絡が3件あり、すっかり予定が狂いました。出かけるときに方位をみると驚門があるため、なにか突発的な出来事に遭遇するかもしれないとは思っていましたが、まさか、前の職場の件で上級官庁から問い合わせがあったり、地元から電話がかかったりとは……世の中斜め上はあるものです。
前日に書いた御霊前と(初盆参りの余りの)線香箱と数珠をもって自宅を出たのが、19時過ぎでした。
途中、道を曲がりそこねて遠回りし、到着したら20時でした。前々から利用している葬式場のはずなのに、入り口を通り過ぎてしまいました。行く途中は、ヒマなときはヒマなのに用があるときにどうしてこうもうまくいかないのかとイライラしていました。峠をこえたあたりで、19時までに到着していたら会いたくもない顔も見ないといけないだろうし、終わってから到着するくらいでちょうどよいのだと思うと、イライラがひいて気が楽になりました。
到着して記帳したあと、数珠をもって般若心経のあたまのほうを唱えながら御焼香しました。まいにち神棚に祝詞はあげますが、赤貧の家には仏壇がないため、十年以上まいにち般若心経を読む機会がなくなりました。どうも途中で詰まります。こういうときに、お経のひとつもろくに覚えていないようでは、故人の成仏をお祈りできないのですが……。