美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

ノイマンのマーラー5番



 

マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

 

 1993年3月収録で、1994年に発売されたCDです。
購入した当時は、ノイマンマーラーの新録音が出たから買っておこう、といった消極的な理由だったかと思います。この録音を聴きこむようになったのは、だいぶ後のことで、今ではマーラーの5番を聴こうとおもったら、手にとる録音のひとつになりました(もうひとつはアントニ・ヴィトが指揮したのもの)。
ひとによっては、歌わせすぎると感じるひとも居るかもしれませんし、鋭さや慟哭が足りないというひとも居るかもしれません。ただ、慟哭ばかりでは飽きもくるし、やはり人生は最後に希望と光が欲しいというのが人情ですから、晩年のノイマンの境地に同感している可能性はあります。まぁ、いくら思い出して聴くのが2か月に一度くらいとはいえ、20年以上むかしのCDをいまだに聴いている時点で、ひととして進歩がいかにないかを証明しているようなものなのですが。