美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

講演会

9月2日、ほぼ動員に近い状態で避難所運営等の課題についての講演会に行きました。
たしかに話は面白いのですが、そこらへんの台風対応とわけが違い、大規模災害は人生で何度も経験があるものではありません。行政や住民にしても基本的にはお互いマニュアル頼みのど素人集団なわけです。ここを錬成してどうにかしようという考え方もあるかと思いますが、逆に、避難所運営のプロを要請して、現地に派遣して経験に即した判断を仰いだほうが、正しいのではないか、という気になりました。むろん、少しでもかじっておいたほうが初動対応などで差がつくのは当然です。しかしそれ以上に、果たしてこの視点を、実際に避難所運営をしてもらわないといけないおっさん・おばさんが持ちうるか、という点は疑問に思います。
むろん、学習していくなかで洗練されていくことはあると思いますが、与えられた時間は限られます。自発的学習が重要なのはわかるとしても、どうなのでしょうかね……難しいものです。
むろん、あるべき姿としてはこれを理解し、実践し、現実に生かしていくことが重要なのですが、果たして、立ち止まって考えるヒマがあるかどうか、そこが問題です。