美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

香椎宮に行く





8月25日、所用で福間にでたので、帰り道に香椎宮にお参りしました。
香椎宮の裏手に古宮跡があり、ここに香椎の名前のもととなったシイノキと、むかしのお宮があった玉垣だけが残っています。いまでこそ香椎宮天皇を祀るお宮とされていますが、江戸時代までは聖母宮(しょうもぐう)という神功皇后を祀るお宮でした。このあたりの記述が一般客の目に留まるよう案内されているのは、古宮跡のところだけです。
太宰府天満宮安楽寺というお寺でしたし、出雲大社は杵築大社と名乗っていましたし、高良大社にしても玉垂宮だったわけで、明治政府の神仏分離政策が、いかに文化破壊だったか(そしてそれを民衆が是認するくらい宗教というものが腐っていたか)、わかろうというものです。