松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

こういう首長は。


電気代がもったいないけれど、やむなく28℃でエアコンをかけている赤貧です。
自分が子供のころ、36℃とかそう簡単に経験できるものではなかった気がします。22日の昼、ベランダの温度計が36℃でした。暑いというより熱風のなかといった感じで、長時間いるとのぼせそうになります。日が当たらなくてこれなのですから、これを子供に強いるのは過酷でしょう。
予算がないと言い張る首長や議員さんは、市長室と議事堂と議長室からエアコンを撤去してみてはいかがでしょうか。来客対応は冷房のきいた応接室でやればよいのです。冷房が最優先とまではいいませんが、やはり時代は変わったと感じます。温暖化というべきでしょうか。
冷房のないのが当たり前の時代であれば、冷房が学校になくても身体が慣れます。どこにも冷房がないのですから、慣れるしかありません。赤貧の子供のころは、路線バスには非冷房車があり、お店も扇風機が一般的でした。冷房があるのはスーパーくらいだった気がします。それが今や、電車のなか、コンビニ、商業施設、塾、自宅、どこに行っても冷房があります。こんなご時世に、ただ学校だけ冷房がないというのでは、身体を慣らすことは不可能です。
ここでうっかり、年寄は困る……と書きかけて、じぶんより若い首長でも精神論で回答しているひとがいるのに驚愕しました。
こういう、妙な根性論とか、弱いやつはくたばれ系の優生思想はどうも好きではありません。ならまず自分がやってみてから言え、と思うのですが。