美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

中部フィル第62回定期演奏会

赤貧です。16日から17日にかけて、名古屋に行ってまいりました。
ブラームス・チクルスの第3回は、秋山さんの指揮によるブラームス交響曲第3番とピアノ協奏曲第2番という組み合わせでした。すでに自主制作盤でピアノ協奏曲第2番のほうは録音が出ています。手元に1枚持っていますが、今日のほうが数段上です。感情表現がずっと深みを増しています。
途中、休憩を15分はさんで2時間超えの演奏会でしたが、たっぷり聴いてお腹いっぱいになったわりに解放感がないのは、2曲とも勝利の凱歌な終わりかたをしないせいでしょうね。この組み合わせをよしとするかは、かなり微妙だとあらためて感じます。
前半の第3番も、哀愁とか寂しさがよく出ていたと思います。たしかに過剰な演出はありませんが、何度でも聴き返せる、妙な小細工のない演奏で好感が持てました。
次回、8月は二重協奏曲に第4番の、超がつく大トリの組み合わせです。実演を聴いて満足するのは第1番ですが、いつ聴いてもブラームスのすごさにうなるのはやはり二重協奏曲と第4番。さあ、どうなるでしょうか。楽しみです。

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http://chubu-phil.com/news_cat/c_2018/
第62回定期演奏会
秋山和慶ブラームス・ツィクルスIII
指揮/秋山和慶
ピアノ/北村朋幹
 
ブラームス交響曲第3番ヘ長調Op.90
ブラームスピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83

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